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2017年11月

2017年11月19日 (日)

「相愛相親」(相愛相親・Love Education) FILMeX TOHOシネマズ日劇スクリーン1

Loveeducation_2

 今年のFILMeX開幕電影。
監督&主演の張艾嘉姐は「シンプルな映画」と言っていたけど全然シンプルじゃないsign01
一見とても単純なことに見えるけど、内面はいろいろあって…
自分の親を看取る年代になるとしみじみと思う、この感覚は共感できると。

中国の中規模な都市。
どんどん変わって行く町並みの中、張艾嘉の母が息を引き取る。
一人娘として、既に亡くなって田舎の墓所に埋葬されている父と母を同じ墓に安置したいと願う張艾嘉は、父の田舎に赴き遺骨を町の墓所に移転したいと申し出るが…

田舎のしきたりやら、半世紀前のまだ貧しかった田舎から出稼ぎに来てそのまま2つの家庭を持ってしまったごたごたやら。
自分自身も定年が近くなって、心が揺れ動き、ダンナ(田壮壮名演sign01)との関係もすれ違っているような気がする。
彼女にとっては、父母の関係がきちんと法律的に立証されたものであると言うのは精神的な支えになってるんだろうな。

両親の結婚証明書を求めて役所をたらい回しにされるシーンで、香港映画を見始めたころ(20年近く前…sign02)、出生証明書を求めて香港をさまよう華仔と女優さん(誰だったか忘れたsweat01)の映画の1シーンが脳裏をよぎったよ。
そのときに、日本の戸籍制度って便利だな~と思った記憶があるんだけど、今回も日本式の戸籍があれば回避できたんじゃ?と思ってしまったよ。

張艾嘉と母親との関係と同時に彼女と娘との母娘関係も描かれているんだけど、娘役の郎月婷が「天長地久」の頃のヒラリー徐濠縈に見えて仕方なかったよsweat01
他の映画ではそれほど似てる印象はなかったんだけど。ヘアスタイルかな?

そして、その娘の男朋友の宋宁峰がライブバーでよく歌ってるのがBEYONDの「海闊天空」。
この曲も聴いてるといろいろ思い出しちゃう曲だよね。

上映時間2時間だけど、全く長さを感じさせない。
もう一度みたい。

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2017年11月 5日 (日)

Theatrical-Live 「The Black Prince」 舞浜アンフィシアター

Img_theblackprince

 藤沢文翁さんの新しい(去年16年から)のカンパニー・Theatrical-Liveの公演。
Theatrical-Liveは第1弾、第2弾ともに音楽がWASABIで日本の時代物だったので、その路線なのかと思ったら。
なんとsound theatreで上演したMARS REDの続編(と言うか前日譚)sign01

 MARS REDの初演はキーヴィジュアルがリアルタッチで凄くよかったんだけど、再演からアニメタッチになってちょっとがっかりだったんだよね。
で、今回も再演と同じ漫画家さん?のイラスト。
このイラストそのものが悪いと言ってるわけじゃなくて、私的にはイメージが合わないな、と。
以前のsound theatreはあまり人物をメインに持ってこないデザインだったので想像を刺激する感じだったんだけど、アニメタッチの人物が出てくるとイメージが固定されちゃう感じ。
個人的意見だけど。

 会場がアンフィシアターということで、思いっきり仕掛けあり。
炎は出るわ、爆発はするわ、今回は雪まで降ってきちゃうわw

9月末のsound theatre公演もアンフィシアターだったんだけど、バンドが奥で見え難かった。
ってか、ここで上演した公演はほとんどそう。
でも、今回のセット組&配置はいつもと違ってバンドメンバーも見やすくてよかった~sign01
いつも爆発するセンターのせり上がりの後ろがスタンド形式に組んであって、2階部分にバンドメンバーが配置されてた。
平面の奥田だと隠れちゃうけど、これだと良く見えて嬉しい。
バンドメンバーが多い所為かなsign02
今まで観た藤沢文翁さんの公演はバンドが3~5人くらいだったんだけど、今回は10人sign01
ホーンセクション3人も居たので、軍隊のラッパがリアルで聴けたsign01
当然音の厚みもあって特に戦闘シーンとか良かったわ。
今回の音楽監督は村中俊之くん。
バンドメンバーが多い所為か彼だけ真ん中で後ろ向いて指揮&演奏。前を向いて演奏したのは2幕目幕開けのソロのみ。

MARS REDの前日譚とは言っても重なってるキャラはデフロットのみ。
他は英仏百年戦争時の実在の人物&創作されたその時代の人物。
MARS REDで設定されてたヴァンパイアとちょっと違うsign02みたいなところもあったけど、きっと時代と場所が変わったから、だよねsign02

声優陣はお馴染みの方々。
私的に初めてだったのがデフロットの釘宮理恵。と朴璐美。
朴璐美は女戦士役だった所為かハガレンのエドワード・エルリック入ってた感じ。
鈴村健一・諏訪部順一・高橋広樹。この3人は安定のよさ。
先月のsound theatreに引き続き連続アンフィシアターで聴いた山路和弘さん、今回もむちゃカッコイイオヤジっぷり。
バンドメンバーは村中くん以外全員初めて…だと思う。
村中くんのユニットってカサノバ以外だと去年末のトリオメットが初めてだから、村中組のメンバー知らないんだよね。
個々の音はじっくり聴けなかったけど、アンサンブルは良かったわ~。

藤沢文翁さんによると、MARS REDのヴァンパイアシリーズは構想がいっぱいあるそうなので、続編も期待しております。

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2017年11月 4日 (土)

「岡田鉄平 ヴァイオリンソロリサイタル2017 静岡公演」 静岡・アークホール

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 2年ぶりの静岡ソロ。
今回は初めてのホール。
静岡ハリストス正教会に隣接したアークホール。
アークは聖櫃のアークから名づけられたのかな。
アークは円弧の意味もあるから(アーチ)、ホールの天井はアーチ型なのかな。
外から見ると丸い緑の屋根に木の壁でちょっと北海道辺りにあるサイロのような感じ。
中は外と同じく木の壁(杉板?)。
修道院などによくある鉄の丸い枠にろうそくをずらっと立てたシャンデリア(の原型?)がふたつほど下がっていますが、実際の灯りは違ったような気が…。この辺記憶があやふや。
明るくて天井の高い綺麗に音の広がるホールでした。

ピアニストは名古屋と同じ近藤さん。
ソロリサイタルでは一番共演数が多いんじゃないかな。


-------------以下、セットリスト-----------

1. メンデルスゾーン : 弦楽のための協奏曲3楽章
2. メンデルスゾーン : ヴァイオリン協奏曲1楽章
3. ヴィヴァルディ : 四季より「冬」全楽章

休憩

4. バルトーク : ルーマニアの民族舞曲
5. ショパン : バラード 第3番 変イ長調 作品47 ピアノソロ
6. バッハ : 無伴奏パルティータ3番 ガボット
7. ショパン : ノクターン遺作
8. ラフマニノフ : ハンガリー舞曲

アンコール 千本桜

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今回は近藤さんのピアノソロがバルトークのルーマニア民族舞曲からショパンのバラードに変更。
バルトーク、ヴァイオリンとピアノで聴き比べするのも面白かったけど、ショパンはホールの雰囲気に合っててとても素晴らしかったheart04

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 で。
当日は鉄平さんの誕生日だったのでファン有志からサプライズプレゼント。
いろいろ悩んだんだけど、やっぱりクルマsign01と言うことで、メルセ型のケーキをcar
誕生日当日にソロコンなんて、もう2度とないかもしれない機会だったのでみんなで頑張っちゃいました。

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2017年11月 2日 (木)

「イツァーク・パールマン ヴァイオリン・リサイタル Japan Tour 2017」 サントリーホール

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 割と良く来日しているけど、私的には初イツァーク・パールマン。
衣装が唐装なのはなぜなんだろう…?
ファジル・サイを動画で観たときも唐装で演奏してて??だったんだけど。

席が上手で手元が割りと良く見えるところだったので、じっくり指使いを観ながら聴けました。
弾き終わる毎に、前列真ん中辺りをどや?みたいな顔して覗き込むようにしてるのがカワイイ。

私的にはクロイツェルを聴けたのが嬉しかったな。

-------------以下、セットリスト-----------

1. シューベルト:ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ第1番 ニ長調
2. ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番 イ長調「クロイツェル」
3. ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調
4. ヴァイオリン名曲集(当日パールマンがステージ上からご案内いたします。)
  クライスラー:シンコペーション
  シューマン:クライスラー編曲ロマンス
  クライスラー:ディッタースドルフの様式によるスケルツォ
  ヴィエニャフスキ:エチュード・カプリースより第4番
  ショパン:マズルカ第45番
  クライスラー:中国の太鼓

アンコール
  クライスラー:美しきロスマリン

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3曲のソナチネとソナタは終演後一度舞台袖に戻って、再度登場。
名曲集はピアノの譜めくりの方が高さ30cmはありそうな譜面の山を抱えて登場。
ステージ上でパールマンとピアニストさんが一言二言やり取りしながら曲を決めて、その場で演奏。
今回はたまたまクライスラーが多かったのか、クライスラーがお好きなのか、今日がクライスラーの気分だったのか。
でも最初がシンコペーションだったのも嬉しかったな。

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