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2017年4月 7日 (金)

「ホワイト・バレット」(三人行・Three) 新宿武蔵野館

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 今年は新年から香港映画ってか中華圏映画のロードショーが多くて、なぜか7日にまとまって封切り。
先着プレゼントでプレスシートがもらえるので(パンフレットの製作なし)、まずは「ホワイト・バレット」こと「三人行」。
監督と脚本は杜sir&游乃海コンビ。

 主演の3人は刑事の古天樂・医師の趙微・黒社會の鍾漢良。
最近良く見る顔なんでごっちゃになりそうなメンバーだわ。
これまた最近のお約束、女優は大陸パターンだし。

 警察との銃撃戦で頭に銃弾を受けた鍾漢良、すぐに病院へ搬送される。
一刻も早く一味の情報を聞き出したい古天樂、怪我人の治療に集中したい趙微。
少しでも早く銃弾を取り出さないと命にかかわるが、手術を拒否する鍾漢良。
緊迫した3人のやり取り…がメイン。

 病室がICUの設定…?
一般病室じゃなくて急症室だと思うんだけど、真ん中にナースステーションで回りにぐるりとベッド。
カーテンで仕切られたベッドに運び込まれる鍾漢良。
頭部に銃創があって、頭骨で停まってる状態なのに普通に喋れるのか…?とか痛みはないのか…?とか疑問はいろいろあるけど、一番の疑問はこんな開放的なほかの患者もいる部屋に収容されちゃっていいのか…?ってところ。
ちなみに周囲のベッドは、急症室にいるとは思えない元気な洪天明とかどう見ても痴呆症状の盧海鵬とか。
他には脳動脈瘤手術で動脈瘤が破裂して意識不明の患者とか、下肢障碍で動けない患者とか。
前二人は狂言回し、後二人はドクターの趙微絡み。

 ここに運び込まれて、自分の命を取引材料にする鍾漢良・自分達のミスを隠したままなんとか組織を一網打尽に追い込みたい古天樂・自分のキャリアに傷をつけたくない趙微の三つ巴。

 游乃海と杜sirコンビなので突っ込みどころはあるものの、緊張感の続く練った脚本とカメラのカット割りはさすが。
鍾漢良奪還に来る組織のメンバー(ネタばれだけど、すでにポスターでネタばれしてるw)が謝天華に黄浩然。
この組織、イケメンで揃えてるのかsign02
 病院メンバーではお約束の不手際だらけのガードマンの林雪とか趙微の上司の張兆輝の杜sir組。

 このところ鍾漢良と古天樂(特に古天樂)を観る機会がやたら多い(つまりそれだけ撮ってる)んだけど、今回の古天樂はまぁまぁアベレージって感じ。
私的には意外だった謝天華とか黄浩然が気になったな。

 別の意味で気になったのは趙微。彼女の演技がどうこうでなくて、役の設定。
杜sirと游乃海が巧いのはこんなとこだよね。大陸から来て使命感など全くなくてただ単に香港での地位を築くため、上に行くための手段としての職業の医師。患者のためでなく自分のキャリアになるかどうかで治療を決める。

 大陸資本と組んでいろんな制約(主演女優が大陸なのもこれだよね)を受けながら、さりげなく香港の現状も織り込んでく巧みさ。
 秋生哥も早く杜組に復帰してくれないかなぁ。香港も所属会社関係なしにならないかな、早く。

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