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2016年11月11日 (金)

「舞踊・鷺娘」「無声映画・忠臣蔵」「血煙高田馬場」 東京国際映画祭 歌舞伎座スペシャルナイト

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 今年の歌舞伎座ナイトは菊之助の舞踊と無声映画。
サムライ賞の表彰式などは独立した模様。

 まずは定式幕が開くと舞台の真ん中に古館一郎。
喋る、やたら喋る。 その場で思いつきで喋ってるんだろうけど「古館が出ると聴いてチケットを買った客がかなりいる」「一万円でこれはお得」などと下品なことばかり。
スタンダップコメディアンのようにそのまま30分以上。
で、古館が弁士を演るとの触れ込みの「血煙高田馬場」は10分足らず。それも映画の語りはなし。ただ単にフィルム観て感想言ってるだけ。端役で出ている伴順三郎をやたらピックアップ。まさかほかの事を知らなかったわけではないだろうけど。…まさかね。
あのお社は位置からして穴八幡だよね? そんなことも全然言ってなかったな。
にしても、これだけで1時間だなんて酷すぎsign01


 「忠臣蔵」
打って変わって、まともな無声映画。
去年だったか一昨年だったかに発見されたフィルムをデジタルリマスターして今回が初お披露目の映画。
弁士は片岡一郎さん。
楽士は今回は三味線・ピアノ・鳴り物。 31日にTOHOシネマズで上映したときは薩摩琵琶だった。
主演は尾上松之助。
映像も素晴らしかったし、1時間もない映画なのでストーリーは討ち入りメインのすっ飛ばしまくりだけど、面白かった。
弁士の片岡さんも語りがきちんと納まる気持ちよさ。
そしてびっくりしたのが楽士の皆さん、ほとんどアドリブで演奏してるんですってよ。
唯一残念だったのがお三弦がいるんだったら討ち入りのちゃんばらシーンでお約束のを演奏してほしかったかな、って事くらい。でも曲名知らないわ。口三味線でしか伝えられないsweat01

休憩後。「鷺娘」
私は玉三郎の鷺娘しか観たことなかったけど、菊ちゃんは観る前から大期待sign03
私的現在の若手女形2大美形のひとりだし。

もうね、登場から息を呑むほどの美しさ。
でも、哀しそうじゃないの。菊ちゃん、幸せなんだろうな。幸せオーラ振りまいてるの。
同行者いわく「どうせもう死ぬなら駄目モトで告白しちゃおっsign01 そしたらOKされちゃったsign01 ラッキーheart01って感じの鷺娘だよね。」 確かに。
薄倖ではないけど、それはそれは美しい鷺の精が精一杯生きて幸せに昇天していく姿が見えましたもん。

唄方や音方はあまりよくわからなかったんだけど、糸方のタテは杵屋巳太郎さんでした。菊五郎劇団の方だしね。
手ごとのお三弦も見事でしたねー。ひとりちょっと音のアヤシイところがあったけどw

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