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2016年6月

2016年6月28日 (火)

「シルク」 台湾文化センター

Silk

 【映画】「台湾映画の新しい潮流を感じよう!」上映会&トークショー開催 第4回『シルク』
正式タイトル長すぎw

 で、「シルク」申し込んでから東京国際で観たって気がついた。
その後10年経ってるので再度見直してもいいかな、と。

見直してよかったよー。
10年前には全然記憶になかった(気にしてなかった?)張震と母の関係や、それに絡めてある幽霊の少年とその母との関係。 両方とも母子関係だけど(そして中華圏のあのマザコン丸出しw)なんだか心にしみたわ。
観かたって変わるから映画って何度見直しても新しい発見があるんだねぇ。

 メインの江口洋介の科学者と部下の陳柏霖と大Sは記憶のまま。
10年前も突っ込みいれまくりだったけど、10年経ったらそれにCGのちゃちさも加わってますます突っ込みいれたいところ満載。
林嘉欣や大Sが素朴というかイマイチ垢抜けてないってのも意外な発見。

 突っ込みどころ満載ではあるけれど、SFホラーとしてはよく出来た映画だと改めて思ったわ。
それと、日本のホラー「リング」はずいぶん広く影響してるんだなぁ、と改めて感じた。
10年前はリングの中身を知らなかったので(今でも映画そのものは観てないけど)、リングのオリジナルとも言えるいくつかの点が、この映画でも採用されている。端的に言えば白塗りの少年霊とか。

 江口洋介は「怪演」とでも言ったらいいのだろうか。鬼気迫る人物を演じている。迫真のあまり笑いそうになるほど。
陳柏霖は…陳柏霖だね。
張震、若いsign01けど巧いsign03

この映画は観なおせてよかったと思ったわ。

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2016年6月26日 (日)

「スギテツクインテット TOUR2016 名古屋公演」 名古屋クラブクアトロ

160615

 毎年恒例クインテット公演。
このところ、なぜかクインテットはまず大阪・名古屋で開催して、それからちょっと時間が空いてから東京公演になってる。
で、今回は大阪が最初、次が名古屋。
なので、15日に行われた名古屋公演へ行ってきました。

 今回はクインテットのメンバーが入れ替わり。
スギテツ+真鍋さんにドラムの近藤さんとベースの木全さん。
私は木全さんは初めて…だと思う。

 メンバーが違う所為なのか、ちょうど切り替わりのときだったのか、曲目がお約束と新曲適当に入れ替わり。
だったん人がなかったなー、とか贅沢言ってるけど、新しく入った曲も好きな曲ばかりで嬉しかったし聴き応えあったな。

 杉浦哲郎 (Pf)
 岡田鉄平 (Vn)
 近藤浩之 (Dr)
 木全希巨人 (B)
 真鍋貴之 (G)

-------------以下、セットリスト-----------

1. ツァラトゥストラはかく語りき Dr+B+G+Pf
2. いふうどうどう de SKA?
3. 津軽の市場にて G+Vn
4. 子犬のワルツ
5. NAVY BOSSA ~軍艦マーチ ボサノヴァヴァージョン~
擬音コーナー
6. LINE ~京緋の風~
7. 2億4千万の瞳
8. 横断歩道舞曲 ~「ひばり」変奏曲~ (エレキVn.)
9. with a smile G+Vn
10. OVERNIGHT EXPRESS Pf+G+Dr+B
11. 朝明けtrevalog
12. 鍵盤ハーモニカ吹きの休日 Pf+鍵盤ハーモニカ+Vn+ウッドブロック
13. ハワイメライ Pf+Vn+ウクレレ
14. アルバトロス (エレキVn.)
15. カプリス変奏即興曲 第24番

アンコール
16. リベルタンゴ

---------------------------------

最初のツァラストラ~はいつも通り、Dr+B+Gで登場して、遅れてPfが入るパターン。
で、今まではVnが入って軍隊行進曲だったけどいふうどうどう de SUKA?に変更。
3曲目の津軽~は真鍋くんと鉄平ちゃん。
今回も鉄平ちゃんはヴァイオリンとエレキのサイレントヴァイオリン使い分けだったけど、真鍋くんもエレキギターとフラメンコギターを曲によって使い分け。
2億4千万の瞳は久しぶりのライブヴァージョン。
ひばりのピアノVSヴァイオリン、ヴァイオリンの工事現場ライトには今回もどよめきが…
with a smileは真鍋くんの曲で通常はBLOIDで斉藤さんのチェロと弾く曲。
ここからOVERNIGHT EXPRESSへ続くところは凄くよかった。

鍵盤ハーモニカ吹きの休日はスギテツブラボーの収録されている「ハーモニカ吹きの休日」をハモニカがいないので杉浦さんが鍵盤ハーモニカで担当すると言う…。
つまりピアノと鍵盤ハーモニカ同時進行w
ドラムの近藤さんがウッドブロックで参加。
Wood

 ←ウッドブロックってこれ。
軽く脱力系の音がするよね。

ハワイメライはもう見られないと思っていたアロハ姿再び!(ってか5度目だけどw)
真鍋くんのウクレレ巧すぎっsign01

と今回もいろいろありすぎた名古屋の夜。

Ck_u23rvaaehh3h_2

 ←このジャケットのインに着てるのがハワイメライでのアロハ。
杉浦さん曰く古着屋さんで500円と300円(値段うろ覚えだけど3桁だったのは確か)だそうですよ。
鉄平ちゃんのが一番安くて、鉄平ちゃんが「化繊だから汗吸わなくて背中がくっつく」とか言ってましたw

16/06/28 追記。
思い出した。
ひばりのピアノvsヴァイオリン対決のところで、鉄平ちゃんが最終兵器ツインヴァイオリンを繰り出してきたんだった。
ツインヴァイオリンと言ってもヴァイオリニストがふたり、じゃなくてひとりでヴァイオリン2挺弾くという荒ワザw
所定の位置にはアコースティックヴァイオリンを首で挟み、その下にサイレントヴァイオリンを構えて上は開放弦で、下は弦を押さえて弾くsign03

以前からNAOTOさんのブリッジ演奏を真似てみたり、つっちー風弾き方とかしてたけど、今回はひとりでこの荒ワザ。もうね、凄いとしか言いようが無いわ。

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2016年6月23日 (木)

「四谷怪談」 シアターコクーン

Bunkamura

 今年のコクーン歌舞伎は久々の「四谷怪談」。
10年前のコクーン歌舞伎で「北番」「南番」と2パターンで上演したうちの北番をベースに構成されているので「深川三角屋敷の場」が入ってます。

 序幕で笹野さんの伊藤喜兵衛に連れられてお梅の鶴松ちゃんが登場したときに、愛らしい娘役が似合うようになった鶴松ちゃんにまず感激。
笹野さんは喜兵衛をますます極めているようで、今回のアイディア(ネタバレになるので秘密w)は大爆笑。
勘九郎ちゃんの直助は軽さとほの暗さに磨きがかかり、七之助ちゃんのお袖は美しさ・儚さに磨きがかかり。
獅童さんの伊右衛門は色悪というか哀しさ漂う。扇雀さんのお岩も儚げな美しさ。
亀蔵さんの宅悦も安定の演技。ただ、私ははじけた亀蔵さんがもっと見たい…w だってコクーン歌舞伎が一番好き勝手出来そうなんだもんw

 今回はバンドが舞台に出て演奏したり、ポスターの造型のサラリーマンが舞台を横切ったり。
串田演出の斬新さも進んだ感じ。今回は本水とか泥とか汚れそうなものはなし。いつもコクーンに行くときは濡れてもいいようにして行くのでちょっと肩透かし。

 それとコクーン歌舞伎の特徴でもある、通路から前の桟敷席が無くなり、前のほう5列分くらい?がベンチ席に。
その後ろは元々の椅子席のままに。桟敷を使って役者さんが行きかうのもコクーンならではの楽しみだったけど、やっぱり桟敷先は疲れるから不評だったのかしら…

 ところで。
今回はなんと言っても鼠と蚤が凄かったw
笹野さんのあれとともに語り継がれる…と思う。ってか語り継いで欲しいw

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2016年6月 8日 (水)

吉田篤弘「台所のラジオ」 読了。

台所のラジオ [ 吉田篤弘 ]
価格:1728円(税込、送料無料)


 先々週のイベントのときに買った吉田さんというかクラフトエヴィング商會の新刊。
12篇のゆる~く繋がったりしてそうな短編集。なので時間待ちのときなどにすこしづつ読んだ。

 なんとなく雰囲気で同じ街の話なんだろうな、と思うような描写があったり、別の話に出てくる店が出てきたり。
トークのときに「物語の始まりを書くのが好きで、ほとんど起承転結の起承くらいで終わってる。たまに転くらいまでで結がない。」というようなことをおっしゃってたけど、その これからなにか始まるのを予感させる終わり は私は好きだなぁ。

 そういえば吉田さんの話の登場人物はラジオを聴くことはよくあるけど、テレビは観ないなぁ。
ラジオを聴く人は物語になるけど、テレビを見る人はそこから広がっていかないのかな…

 そして相変わらず、「どこかにあるけど、ここではない別の世界の街」の雰囲気はそのままでした。
この雰囲気を愛するものとしては嬉しい限り。

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「聖なる聲 聲による祈りの響きを実際に味わうシンポジウム」 国際基督教大学礼拝堂

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 国際基督教大学(ICU)宗教音楽センター主催のイベント。
聲明やグレゴリオ聖歌は何度か聴いたことはあるけど、今回は演奏&レクチャー付きでキリスト教・イスラム教・ヒンドゥー教・仏教の音楽が一堂に会する稀有な機会。

 ICU内部は初めて入ったんですが、日本とは思えない広々とした敷地!
まず正門から入って100mくらいでバス停(大学行きはここまで入るみたい)のロータリー。
その後同じくらいの距離を歩いてやっと礼拝堂入り口に到着。
このアプローチが桜並木なので春は美しいでしょうね。
留学生らしき人が自転車で移動していたけど、納得の広さ。

 礼拝堂も大きな建物で2階席も含めると300人くらいは入れるのかな?
今回は予約だけで満員だそうです。
 
 ちなみにそれぞれ約45分で午後1時から始まって終了は5時の予定。
でも長さはあまり感じなかった。

 
 開会挨拶 宗教音楽センター長 マット・ギラン

 演奏・対話 グレゴリオ聖歌
  今回は復活祭のミサ曲を聴き、その後当時の譜面と演奏法のレクチャー。
  パンフレットに当時の譜面(四線譜)や抑揚だけ付いた譜と現代の五線譜が掲載されていて、指揮の意味を聞いたあと実際に指揮にあわせて「ハレルヤ」を歌う!というレクチャー。

 演奏・対話 クルアーン詠唱
  礼拝の時間を知らせる詠唱。
  朝一番(午前3時!)と他の4回は違うそうで、まず朝の詠唱。次に昼の詠唱。
  コーランは全て暗記するそうで、コーランを唱えるときはメロディがつくそうだ。お経と同じだね。
  グレゴリオ聖歌の次だった所為か、とてもオリエンタルな雰囲気。音階がアラビアか中東なんだろうな。

 休憩をはさんでヒンドゥーの基調講演と演奏
  ハルモニアという扇型の蛇腹の付いた3オクターブくらいの箱型のオルガンを弾きながら詠唱。
  歌うというよりも仏教の読経のような感じ。
  実際のミサ?法要?(ヒンドゥーではなんと言うんだろう)では、繰り返し部分を一緒に唱えたり、合いの手のようなものを入れたりするらしいんだけど。老師が促すように手をこちらに向けると、つい歌いたくなるんだけど残念ながら何を歌ったらいいのかわからず。

 演奏・対話 聲明
  真言宗智山派の聲明。
  礼拝堂の後ろの入り口から入場。ちょうど真ん中の通路脇の席だったんだけど、脇を一行が通り過ぎた後、天井の丸い照明が床の大理石に映っていてまるでろうそくが置いてあるようで荘厳な雰囲気が増してた。
  聲明を観る(?)時にはほぼ必ずプログラムにある「散華」のほかにシンバルのような「鉢」を使った曲などを聴く。
  その後、老師のレクチャーで聲明の歌い方を書いたいわば楽譜を見ながら、どう見るのかとか歌い方の説明。
  この辺、グレゴリオ聖歌と同じで独特の表記をしているのでとても面白かった。
  聲明そのものは何度か聴いてるけど、レクチャー受けたのは初めてだったし。

 それぞれの宗教でトランス状態にするためのアプローチが少しづつ違い、その辺も面白かったな。
宗教ではあるけど、音楽的な切り口ってなかなか無いので、もし機会があるならまた開催してもらいたいですわ。

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2016年6月 3日 (金)

「軽めに幻想曲〜スギテツ with 東京国際芸術協会管弦楽団」 日暮里サニーホール

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 スギテツ的には珍しい日曜日のソワレ。
開演は19:30だったんだけど、整理券引き換え(全席自由)が17:30~なので結局やや早めに出た。
しかも17:00~引き換えと勘違いしてて高速乗ったらおなじみ大和トンネル付近事故渋滞で、ちょっとあせる。
入谷ICから意外に近くて17:00少し過ぎには着いてたけど。

 会場のホールはホテル内にあって、ホテルロビーからエレベーター&エスカレーターで4階へ。
なんだか元ホテルの宴会場sign02って感じ。
 後ろがスタンド席で前は椅子を並べた全可動式。
でも椅子は千鳥に並べてあったのでとても観やすい。

 コンサートは2部形式で1部が東京国際芸術協会管弦楽団の演奏&ソリスト岡田鉄平。
2部がスギテツ&管弦楽団。

 1部で演奏の合間に解説に出てきた人を見てあれsign02っと思ったんですが、ここの代表はビオラの志村さんでしたよ。びっくり

--------------------以下 セットリスト--------------

1. ウイリアム・テル 序曲  ロッシーニ
2. 美しき青きドナウ  ヨハン・シュトラウス2世
3. 威風堂々  エルガー
4. カルメン幻想曲  サラサーテ ソリスト:岡田鉄平

休憩10分

5. 剣のずいずいずっころばし
6. 美しき青きドナウ河のさざ波殺人事件
 擬音コーナー
7. 扁桃腺上のアリア
8. ハトヤのカルメン幻想曲
9. 序曲「暴れん坊将軍」~ロッシーニに捧ぐ~
10. チャイム協奏曲

アンコール
11. ラデツキー行進曲  指揮:杉浦哲郎

12. リベルタンゴ

-----------------------------------------

1部の指揮はスティーヴェン・ドミニク・エレリさん。
開場前にロビーにいたら、シャツ姿で歩いてくるおっちゃんがいて、この方がエルリさんだったw
で、舞台に指揮台が無かったんだけど、1曲目でその理由がわかったよ。
オーバーアクションでガンガン動く指揮のスタイル。
2曲目のドナウなんてワルツのステップ踏んでたしw
エルリさんは世界中で指揮をなさってるので10ヶ国語が話せるそうで、やり取りは日本語で。
ウィーンで指揮をしてたとき、ホールがドナウ河のほとりにあった。なぜか楽屋にはシャワーが無かったので合間にドナウ河で泳いだ、とか言ってましたよw
志村さんに「じゃぁ、今日は荒川で泳いでください」とか言われてたけどw

 カルメン幻想曲の鉄平ちゃんは白のフリルタキシード。
ニコ生で着てたけど、ステージは今回が初だそうです。
今回はソロでちょっと緊張して凛々しい白燕尾といつもの余裕の黒燕尾、一度で二度美味しいステージでしたわ。
フラジオも綺麗に出てて迫力のカルメンでした。

 休憩中にロビーにいたら、なぜかエルリさんがTシャツ着てコーラ2本持って(sign01)ロビーにいるsign02
荒川で泳いだんですか~?って聞いたら、「江戸川で~」とか言ってましたよw

 2部はまずスギテツだけで「剣の~」
ドナウ河の後の擬音ではいつものアメリカ・フォードのほかにイギリス・ローバーも披露。フランスと同じなのね。
チャイム協奏曲はこの楽団で録音したそうです。それが今回のご縁になったらしい。
ステージで聴くのは初めてだったけど良かった~。

 アンコールのラデツキーは杉浦さんが指揮。
ちょっと思い切りが足りなかった感じsign02

リベルタンゴは再度のアンコールに出てきてくれて、二人で。
このところ、チャルダッシュばかりだったので久しぶりに聴いた気がする。

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