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2016年1月22日 (金)

「新春の雅楽」 東京オペラシティ コンサートホール

20160117

 17日の日曜日に行われた公演。
以前観たのは国立劇場だったけど、今回は東京楽所の公演。
東京楽所は宮内庁式部職楽部メンバーを中心に楽家とは無関係の一般の愛好者も加入できる団体(らしい)。
今回も舞台の設定やめくりの方に女性も居たんだけど一般のメンバーだったのかな。

<第一部> 管絃
      太食調音取 (たいしきちょう ねとり)
      仙遊霞 (せんゆうが)
      還城楽 (げんじょうらく)

<第二部> 舞楽
      蘇莫者 (そまくしゃ)
      白浜 (ほうひん)

第一部は演奏のみ。
音取はその名の通り調弦。
雅楽は特に奬と篳篥の音色の所為かふわ~んとトランス状態と言うかf/ゆらぎに包まれると言うか。
今回は筝の手元が見え難い位置だったので、筝が気になったのと琵琶に気を取られて私はあまりトランス状態に入り込めなかったんだけど、周りにはトランス状態ってか気持ちよくお休みになってらっしゃる方がちらほらと。
衣装がいわゆる雅楽の狩衣ではなく、長着に袴の内着姿だったのは、日本舞踊の素舞と同じことなのかな。

第二部は舞と演奏。
蘇莫者は久しく上演されていなかった演目で、今回衣装が新調されたのでお披露目だそうだ。
山神(猿)が主人公なので、いわゆる雅楽の舞のイメージで観ると驚くことだらけ。
舞手が小走りに走り回るし。
伝承している舞家がひとつで一子相伝だったらしく、今舞える人はほとんどいない、らしい。

白浜は雅楽でイメージする裳裾を引いた狩衣に冠姿。男雛の衣装ね。
4人で舞う雅楽の基本形(?)
このときの衣装は後ろにお雛様の随臣のような矢筒の押さえ?があるので弓矢を持つ人なのかな、と思った。
舞の後半で片袖を脱ぐので(弓を射るときのように)もあったのでそう思ったんだけど、実際はどうなんだろう。

ところで、管弦のときに琵琶と筝が気になって。
琵琶は当時の弾き方そのままだろうから、寝かせて弾いてるんだろうけど、中國の琵琶と違って撥で弾いてる。
撥はいつ頃から使われているのかしら?
薩摩琵琶や筑前琵琶はもっと撥が大きいよね。あれも琵琶の持ち方の違いなのかな。

筝は音色から爪は違うものだろうなと思ったけど(ググって爪の違いがわかった。ネットって素晴らしいわ!)、柱が黄楊なのは、元々なのかな。
山田や生田は柱はほとんど象牙(ってか現在はプラスティック)だけど、たまに黄楊の柱もあるんだよね。

その辺、とっても気になるので楽器や舞の解説やワークショップみたいなの開いてくれないかなぁ。

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