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2015年11月 3日 (火)

「台湾と日本、家族の形――長い余生を、どう見送るか」 台湾文化センター

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  台北駐日経済文化代表処台湾文化センター(長いっ!w)主催で10月から11月に掛けて毎週土曜日に行われているイベント。
ちょっと遅くなったけど10月17日に行われた「台湾と日本、家族の形――長い余生を、どう見送るか」

 まずゲストトーク。
作家の中島京子さん。寡聞にして存じ上げなかったんですが、ベルリン映画祭で黒木華が主演女優賞を獲った「小さいおうち」の原作者。
キャリアの最初が日本語学校で、その時に見聞きした台湾人に親しみを感じ、台湾(&上海)を舞台にした短編集「のろのろ歩け」をお書きになったそう。
今回のテーマは老いを迎えた家族(両親)との関係や別れ。
中島さんの著作「長いお別れ」と同じテーマの台湾の龍應台 著 「父を見送る」。司会進行はこの本の翻訳者・天野健太郎さん。

ご自身のお父様を介護された中島さんと国民党軍人で台湾に渡ってきたお父様を書いた台湾の龍さん。
重くなりがちなテーマですが、親のプライドを尊重して介護するお話には日常と同じ笑いもあり。
台湾を舞台とした「のろのろ歩け」の話や台湾旅行に経験なども話してくださいました。

その後の上映は「Viva Tonal 跳舞時代」。
トークとは全く関係ない記録映画。
日本統治時代のレコード会社・コロンビアを中心とした記録映画。
2003年の製作で、その頃健在だったコロンビアレコード台湾支社のスタッフや歌手へのインタビュー、当時の記録フィルム、当時のレコードを収集しているラジオ局ディレクターの活動記録に別れている。
DVD上映で字幕は付属なのか何ヶ所かアヤシイところはあったものの、特に気になるほどのことは無し。

台湾のコロンビアレコードは日本コロンビアが進出したのではなく、台湾で一旗上げようとした日本人が設立して、その後提携関係になったらしい。
レコーディングは日本に行ってしたとか、会社の建物が倉庫も事務所もスタジオも一緒で、歌手も事務も配達員も顔なじみとか。
このパートでは、現在(03年)健在なその会社の歌手や事務の人がその頃の行きつけの店に集まっていろいろ話をしているところを記録。10年前でもすでに逝去されている方も多く、貴重な記録ではないでしょうか。

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