« 岡田鉄平ソロアルバム「BRILLIANT」発売記念ツアー 名古屋公演 アーク栄サロンホール | トップページ | 「サロンリサイタルシリーズ 2015 ~スギテツと弦楽四重奏の調べ~ in 大阪」 カワイコンサートサロンJouer »

2015年10月 5日 (月)

東山彰良「流」 読了。

 直木賞受賞作。
今まで寡聞にして知らなかったけど、台湾出身の外省人作家。
ほかの著作を読んでいないので常に台湾や大陸を絡めているのかわからないけど、今作は自伝的要素の大きい作品。

 個人的には主人公の名前でちょっと動揺w 葉秋生ですってよ。
もう「花街時代」のあの秋生哥が脳裏に浮かんじゃいますよw

国民党とともに台湾に来た祖父と仲間たち、台湾で生まれ自由を謳歌する孫たち。
高度成長期の日本、文化大革命後の大陸。
国共内戦で起こったであろう出来事のひとつ。

町中が埃っぽい台北の通りと光華商場。
読みながらいろんなものが脳裏を駆け巡る。

台湾生まれなのに秋生の「帰る」場所は大陸なのか?
外省人の立場だとずっと望郷の念を持ったまま過ごすのだろうか?
大陸と台湾が事実上別の国家になっている今、自分の帰属はどこだと思っているんだろう?

複雑になってしまった台湾のひとつのパーツからの提案として、ありがちな話だけどその分リアリティのある話。

|

« 岡田鉄平ソロアルバム「BRILLIANT」発売記念ツアー 名古屋公演 アーク栄サロンホール | トップページ | 「サロンリサイタルシリーズ 2015 ~スギテツと弦楽四重奏の調べ~ in 大阪」 カワイコンサートサロンJouer »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/513557/61906063

この記事へのトラックバック一覧です: 東山彰良「流」 読了。:

« 岡田鉄平ソロアルバム「BRILLIANT」発売記念ツアー 名古屋公演 アーク栄サロンホール | トップページ | 「サロンリサイタルシリーズ 2015 ~スギテツと弦楽四重奏の調べ~ in 大阪」 カワイコンサートサロンJouer »