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2015年8月

2015年8月25日 (火)

「スギテツ presents 世界の楽器大集合!」 コピスみよし

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 毎年恒例3回目のコピスみよし。
今年は5組のゲストとともに世界の楽器共演。
いつも会場でオーケストラの楽器体験が出来るここならではの企画。
それもあって毎年の事ながら子供率の高いコンサート。

子供がいても大丈夫な構成なんですが、いくつかは鳥肌ものの本格コラボ。
杉浦さんのプロデューサーとしての才能を遺憾なく発揮した企画ではないかな。

個人的にはやっぱり筝が気になる。
あとは二胡とテルミン。
テルミンのクリテツさんは以前311チャリティに出演しているので一度聴いてる。
筝の山野安珠美さんは演舞場の和楽器とフラメンコのときに聴いてる。但し筝の音単体じゃないけど。
ほかの方は初めて。


------------------------- 以下 セットリスト ----------------

スギテツ 登壇

1. 剣のずいずいずっころばし
2. 笑点メヌエット
3. サン・サーンスの白鳥が白鳥以外のものだったら。(鶯・猫・子犬・馬・ゴジラ)
4. トムとジェリー2015 可愛い逃亡者

これ以降全て1曲目ゲスト演奏者 2曲目+スギテツ
楽器・機材入れ替えの間、各国の紹介及び楽器の紹介。

筝・山野安珠美 登壇

5. 「二つの変奏曲」より さくら  沢井忠夫
擬音 救急車
6. ルーマニア民族舞曲  バルトーク

テルミン・クリテツ 登壇

7. ロシア民謡 黒い瞳
擬音 パトカーUSA
8. 銀河鉄道999 ~A JOURNEY TO THE JUPITER~

シタール・SAWAN JOSHI 登壇

9. ネパール民謡 バーゲシュリー
10. 遠き山に日は落ちて 変奏曲 「遠きヒマラヤに日は落ちて」

二胡・こたにじゅん 登壇

11. 長相思
12. チャルダッシュ  モンティ

フラメンコギター・池川兄弟 登壇

13. インスピレーション  ジプシーキングス
14. リベルタンゴ  ピアソラ

スギテツ+ゲスト全員+観客

15. 線路は続くよどこまでも

アンコール スギテツ

16. 80日間世界一周

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今回の私的鳥肌ものはなんと言っても筝とのトリオでバルトーク・ルーマニア民族舞曲。
筝は十三弦と十七弦。冒頭の低音を十七弦で、後半のメロディを十三弦で。ヴァイオリンとも違和感なく。
国外演奏で演奏してきたばかりだそうです。でも、アレンジが生田なのでトレモロ連続。あれは山田にはきついわsweat01

もうひとつはフラメンコギターとのリベルタンゴ。
フラメンコとタンゴはちょっと違うけど、フラメンコ寄りのアレンジがとてもはまってた。
もともとリベルタンゴは好きな曲だしアレンジがいいからよりいいよね。

テルミンはこれが2回目だけど、あの摩訶不思議な音色はソロのほうがあうかも。
シタールもソロの楽器かな、と思ったけど以外にも合う。グリッサンドでしゃら~んって弾いただけで世界観が出来ちゃう楽器だよね。
弾くのはすごく大変そうだけど。

にしても。
それぞれが面白いからコラボも単独演奏ももうちょっとして欲しかったなぁ、とか贅沢なこと考えちゃったよ。
もともとの予定だけでも進行遅れたのにw

コピスは恒例になりそうな感じだけど、毎年違う企画を出してくれるんだろうか?
そうだとしたら来年も楽しみ~。

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2015年8月24日 (月)

岡田鉄平ソロアルバム「BRILLIANT」発売記念ツアー 東京公演 紀尾井町サロンホール

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 メジャーデビュー記念のツアー。
いつもお世話になってる福岡のイズタバイオリンでインストアライブはあったけど、ツアーは20日のこのコンサートが最初。

今回のソロアルバムはいろんな意味でピアニストさんが凄いんだけど、東京公演はそのピアニストさんが伴奏。
ってか、端的に言うと伴奏じゃないw
CD初めて聴いたときに、ヴァイオリニストとピアニストがガチ勝負してるわ、これsign01って笑っちゃうくらい凄かったといういまだかつて聴いたことないパターン。
伴奏って1歩引いているのが当たり前だと思ってたけど(そして今まで聴いていた演奏はほぼそうだった。が、今回の森下唯氏はもうね、真剣勝負。
CDで聴いてあれだけ凄かったんだから、ナマではどんなだろうsign02って期待して行ったんだけど、期待以上だったsign01

もうね、次から次へ繰り出してくるワザにヴァイオリニストが対抗、するとまたピアニストが新しいワザを繰り出すって感じ。鉄平ちゃんがどんどんアグレッシブになっていくのがわかるくらい。

で、結構体力勝負の曲が多かったので1曲終わると弾くほうも肩で息、聴いてるこっちも息つめて聴くから終わると拍手の前に息を吐く感じ。

------------------------ 以下 セットリスト -----------------

1. メンデルスゾーン : 弦楽のための協奏曲第3楽章
2. ヴェニエアフスキー : モスクワの思い出
3. カッチーニ : アヴェマリア
4. パガニーニ : ラ・カンパネラ
5. サラサーテ : カルメン幻想曲

休憩

6. ベートーベン : 「月光」3楽章 (ピアノソロ)
7. バッハ : シャコンヌ (無伴奏)
8. サラサーテ : ツィゴイネルワイゼン
アンコール サラサーテ : サパテアード

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ところで、森下さんはニコ生で"ピアニート公爵"として動画を上げてる方で、鉄平ちゃんも"てっぺい先生"の名前で生放送や動画を上げてる。
以前だったら知り合えないヒトや埋もれた才能がこうしてネットで発信されていくというのはいい時代になったなぁ、としばし感激。

そしてステージ上のガンガン攻めの演奏とは相反してステージを降りた森下さんはシャイな方でした。
今回の公演は割りと早くにチケット完売だったので11月に追加公演が決まったんですが、アンコール前に「次は曲を入れ替えます」と鉄平さん。森下さん「聞いてないです。」「今言ったもんw」

11月も楽しみです。
ちなみに追加公演は発売2日で完売だそうです。

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2015年8月22日 (土)

「タクシー・ハンター」(的士判官) ヒューマン・トラスト・シネマ渋谷

Taxihunter

 で、「スーパークレイジー極悪列伝」2本目は「的士判官」。
水曜日(19日)に鑑賞。

 これは「伊波拉病毒」と「八仙飯店之人肉叉燒飽」と一緒にするにはちょっと違和感がある。
傾向が違うし。邱禮濤×黄秋生で纏めるとほかの映画(たとえば「夢差人」とかw)よりは似てるかも?だけど。

 簡単に言っちゃうとその頃タクシードライバーの態度が悪い、乗車拒否・ぼったくりは当たり前、酷いと婦女暴行。で、そのタクシーに妻子(お腹の子)を殺された秋生哥(阿健)が世のため妻子の冥福のためタクシードライバーに正義の鉄槌を下す。その事件を担当してるのが正義感の強い刑事・于榮光。

 妊婦を車で引きずるとかドライバーの殺し方がエグイとかあるけど、根本的にこの映画は究極のラブストーリーだと思ってるのよ、私は。垢抜けないサラリーマンの阿健がだんだんと狂気に引き込まれ、でも最後まで冷静さを保ってタクシードライバー(但し悪徳なドライバーのみ)を追い詰めていく、んだけど、実は結構アバウトw
于榮光とコンビを組む警官・呉孟達おっちゃんの突き抜けたちゃらんぽらんさが映画のノリに全くそぐわないシュールさwとか。その娘のTVレポーター役の朱茵も絡むかと思いきやメインには全然絡まないし。
これまた最初はVCDで観たと思うんだけど、今回20年ぶりに観直して全く印象が変わらない。

 一応保険のセールスではトップのエリートサラリーマンなはずなんだけど、イマイチ垢抜けないおっちゃんが新婚の妻を愛し、生まれる子供を楽しみにし。典型的小市民が仕事の変わりにこつこつ真面目にwタクシードライバーを成敗していく感じ。

于榮光の吹替えの人がこの頃の映画でよく聴く声だった所為もあって、彼がなんだかもっちゃりして見えた。アクションシーンはきれっきれだけど。
于榮光って大陸人だから広東語は全然喋らないのかな。同録はどうしてたんだろ? 現場では北京語で喋って広東語版は配音なのかな。

来週は3本目でいよいよラスボス登場。叉燒飽行ってくる!

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2015年8月21日 (金)

「エボラ・シンドローム~悪魔の殺人ウィルス」(伊波拉病毒) ヒューマン・トラスト・シネマ渋谷

Ebolasyndrome

 8月頭から始まった特集上映 「スーパークレイジー極悪列伝」。
訪港前は行けなかったんで、先週から1作ずつ上映してるのを観に行くことにした。
で、先週は「伊波拉病毒」。

流行りものを時機を逃さず映画化する王晶がプロデュースして邱禮濤が監督したゲロゲロエグエグホラー?もの。
邱禮濤×黄秋生って叉燒飽から有名になった所為かグログロが得意なイメージ満載なんだけど、実は邱禮濤って職人系なんでスポンサーやプロデューサーの要望にお応えしてそれなりのもの作り上げちゃうんだよね。
確か監督デビューはビヨンドのアイドル映画だし、學友主演の飛虎ものも作ってるし。
ま、あの學友のイッちゃってる眼が演技なんだか素なんだか(それほど巧い)という「太子傳説」を監督したのも邱禮濤なんだがw

で、エボラ。
時機を逃さず流行に乗って作ったある意味アホ映画なんだけど、いろいろ凄いw
女優は成奎安の娘で劇中の現在はスッチー(死語?)の陳妙瑛を除き、脱ぎ要員。
この頃だったか香港の映画制限レートが改定されて3級指定が出るようになって「3級片」ブームが起きた(ってか王晶とかが仕掛けた)けど、その3級色情片でやたらと荒唐無稽なF××Kシーンがあって笑ったけど、この映画もその辺いろいろありえない笑えるシーンが続々と。ま、秋生哥のは笑うというよりゲロゲロ系だけど。

にしても。
香港で公開当時にVCDで観て以来なんだけど、印象が全く変わってないことにある意味驚き。
中英文字幕で観た映画って日本語字幕で観るとほぼ必ず"ここってこんな意味だったのか"とか印象が全然違うとかあるんだけど。今回字幕は麻衣子ちゃんだから、字幕が違うってことはないし(たまに悩むと字幕のほうが違ってることがある。ま、英語字幕から起こすと肝心の英語字幕が違ってることがあるから、その辺の問題もあるけどね)自分の思い違いが入り込む隙がないほど簡単なストーリーだってのもあるのかもw

冒頭、粗暴な秋生哥に殺される成奎安とか、後半妙にシリアスなシーンに登場する刑事の尹揚明とか、通りすがりの八両金とか、今回は妙にいい男役の敖志君導演とか。
勢いだけで映画が作れちゃう余裕のあった時代だから作れたカルトなB級名作だと今回改めて思ったわ。

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2015年8月18日 (火)

「狂揪夫妻」 香港演藝学院 歌劇院

Ledieuducarnage

 「エクウス」以来1年ぶりの秋生哥の神戲劇場の公演。
6日初日で30日までの公演。私は8日と9日を観劇。
今回の作品はフランスの作家・ヤスミナ・レザの新作で初演は06年。初演はドイツ語版、その後フランス語版・英語版が上演され日本でも11年に上演されている。
今回は広東語版の初演。
 映画版も12年あたりに公開されてるけど、映画はちょっと脚本が変わってるらしい。

子供同士が喧嘩して、その話し合いのために集まった2組の夫婦。
被害者側の夫婦(黄秋生・呉君如)の家を訪問した加害者側夫婦(潘燦良・甄詠蓓)。
当初は穏やかに話し合おうとするがだんだんお互いにエキサイトしてきて…

映画版も日本での上演も観ていないので、どのくらい変更されているのかは不明だけど、何ヶ所かは香港ヴァージョンになってるんだろうな、というところはあったな。そもそも子供たちが喧嘩した場所が香港の公園名になってるし。

 まだ公演中だけど、日本語で書かれたレポを読む人はいないと思うのでちょっといろいろ書いてみる。

 子供同士が喧嘩してその善後策を話し合うため被害者宅を訪れた夫婦。
話し合いの結果を示談書にしてサインするはずだったのに加害者側の夫(潘燦良)がサインできないと言い出す。
では明日の夜、いや明日は仕事で居ない。とごねる潘燦良。
話の接ぎ穂に困った妻(甄詠蓓)が話題を探すが世間話がだんだんおかしな方向へ。

なんとも言えないタイミングでなる潘燦良の携帯。本業(弁護士)ではなく投資の儲け話の様子。
たびたび話の腰を折られだんだん機嫌が悪くなる秋生・呉君如夫妻。とりなそうとする甄詠蓓。

幕間休憩無しの通し1幕。
最初こそ穏やかに話し合うも、中盤からは怒鳴りあうわ、飲酒はするわ。
お茶とともに出してきた自作のフルーツタルトはスペシャルレシピ。マンゴーとドリアンsign03
甄詠蓓の嘔吐は原作にもあるのかもしれないけど、ヴィジュアル的な派手さsign01は香港だけだろうなsweat01 なんかギャーっと叫びそうになっちゃったよ。
回転する椅子を使った繰り返しのギャグとか同じく繰り返される一人用ソファのクッションとか小ネタも豊富。

弁護士と投資コンサルタントの夫婦に上から目線で喋られて、逆襲する呉君如姐の切り札はカディンスキー。
共著ではあるけど本を出版するの、アタシ。

甄詠蓓は神戲劇場の共同主宰になってから演出だけだったので、演技を観るのは初めてだったんだけど上手いわ。潘燦良は安定の上手さだし。
呉君如姐は今回が初舞台。ほかの3人が舞台出身なのですごいプレッシャーはあるだろうに相当いい線行ってた。身ごなしは慣れもあるから、初舞台であれだけ動けたら充分だと思う。

舞台セットは真ん中に大きなソファ。3人がけ×3か4位の。その前に同じく大きなローテーブル。人が充分寝そべることが出来るサイズ。一段上って下手にバーカウンター。上手奥が玄関ホール。手前に間仕切り兼用の天井までの書架。はしごつき。
奥中央やや下手よりにキッチンや洗面所に続く出入り口。

 スポンサーにニナ・リッチが付いてて、劇中で香水振りまくシーンがあった。で、パンフレットにサンプルつき。
ちゃんと劇中でニナ・リッチの名前も連呼してて大爆笑。

終演後の挨拶では、秋生哥が恒例・劉德華に対する謝辞を。
神戲劇場の設立時からのパトロンだし。

今回は2場しか観られなかったけど、2場とも観客のノリは良かった。
観劇マナーもよかったし。

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2015年8月17日 (月)

「愛知県警察音楽隊 ふれ愛ステージ in とよた」 豊田市コンサートホール

Hureai

 もう2週間も前なんだけど、とりあえず覚書として書いとく。
8月4日に開催されたイベント。
 以前豊田警察署でスギテツが一日署長をしたことがあるんだけど、その辺のご縁か今回は県警の音楽隊のコンサートにゲスト出演。
 夏休みの平日昼日中&チケット先着順無料配布ということで子供率高し。
ま、多少の騒がしさなんてイベント会場に比べたらどうってことないよねsweat01


第一部。

豊田警察署長挨拶。
日本損保協会中部支部挨拶。
防犯宣言。

この辺は警察のイベントなので…

愛知県警察音楽隊演奏。
ブラスバンドの音楽隊。なかなかレベル高し。
&フレッシュ・アイリス・ワールドというバトントワリングチーム。婦警さん(死語?)らしい。

自治会の防犯隊の寸劇。
これがひどかった。意識が昭和のまま。子供の性犯罪を防ぐ目的らしいんだけど、子供相手にほかの差別意識持たせちゃいけないでしょ。簡単に言うと男のヒトに女装させて、その人を貶める(え~○○ちゃんは狙われないでしょー、みたいな)内容。オバちゃんのミニスカートよりひどかったわ。
あれが初めてじゃなければ警察関係者もあれ見て何にも思わなかったんだ。びっくり。


第2部。
休憩後スギテツ単独ステージ

1. 剣のずいずいずっころばし
2. アイネ・クライネ・キューピー三分クッキング
3. アルルのドラえもん

警察音楽隊 参加
4. モーツァルト殺人事件
5. 序曲 暴れん坊将軍
6. 序曲 線路は続くよどこまでも

アンコール
7. 名探偵コナン メインテーマ曲

オープニングはお馴染みの営業用w
アルルのドラえもんはちょっと久しぶりな感じがしたけど。

警察音楽隊が参加してからはまさかのモーツァルト殺人事件ですよsign02
あの小芝居満載のw
まさかこれが見られるとはsign01
しかも音楽隊の指揮の方が小芝居参加sign03…現役のおまわりさんがsign01
警察=捜査=殺人事件、なんだそうですがw
刑事コロンボのテーマや古畑任三郎はブラスセクションが入ったほうがぐっといいですけどね。

次の暴れん坊将軍もブラスセクションが合う曲。

線路は続くよどこまでもは威風堂々とマッシュアップした曲で3曲ともブラスセクションにあわせた選曲でしたね。

で、アンコールも警察音楽隊とコナンのテーマ。
探偵ネタで合わせたのか、と思ったら音楽隊のレパートリーだった模様。

唯一残念だったのは一日署長のときに着てた制服が今回はなかったこと。
制服はいろいろ許可関係が大変らしい。ま、警察の制服だからねぇ。

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2015年8月 3日 (月)

「三國妖狐譚」 渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホール

Youko

 どこかの舞台を観たときに織り込みチラシの中に入っていた1枚。
パントマイム&歌舞伎というのに興味を持って、役者さんもマイムのグループも全く知らなかったけどチケット確保。

 開演前に席について、連れとなぜ座席から身を乗り出すと迷惑なのか?という最近どこかの新聞の投書欄に載ってちょこっとネットで話題になった話をしてたんだけど。目の前の男性がまさにそのタイプでしたよ。平面の席だったので半分ずつ席がずれてて本来なら見やすいように設計されてたんだろうけど。やたら姿勢がよくて椅子に深く腰掛けて背筋をしゃっきりと。その後前かがみもあり。話聞こえてなかったのかしらsign02

 で、舞台。
プロローグが山を思わせる群舞。(殺生石らしい)
1幕が天竺篇。
華陽婦人の話。
2幕が唐篇。
妲己の話。
3幕が日本篇。
でも玉藻の前の話じゃない。
エピローグ 歌舞伎の荒事で殺生石での狐退治。

天竺篇で華陽婦人こと九尾の狐に心奪われた男が時を越え、場所を越えて彼女を追い求め愛する、というのがメインテーマらしい。

で、この男が転生してもわかるように顔半分にケロイドのようなあざがあり(これはわかる)身体も不具で歩くのが不自由。端的に言ってしまえば跛を引く。この辺はちょっと不愉快。必然性が感じられないから。

日本篇が平安から江戸に時代が代わってるのは唐土と平安朝だと衣装があんまり変わらないからなのかな?
あと平安朝だと三味線も使えないし。ま、粋な芸者の姐さんは見栄えもするからね。
天竺と唐はなんちゃって衣装でもそれほど違和感もないし。音楽は両方とも筝(十三弦と十七弦)でちょっと残念だったけどね。天竺はシタール、唐は古筝あたりを使って欲しかったけど贅沢かsign02

で、日本篇は時代が江戸なので三味線。
ってかここまでは過去のお話をほぼ踏襲してるので科白がほとんどなくてもわかったけど、日本篇はオリジナルsign02なので説明がいる。ので普通に科白があるんだけど京蔵さんはもちろん問題ないんだけど、ほかの人がね…。普段はマイムとダンスだけなのかな? ちょっと聴くのが辛い。
で、一番のクライマックスは浄瑠璃で。
このアイディアいいsign03 太夫がいつもの節回しで現代語でうなるのも新鮮sign01 舞台とちょっとしたお茶目なやり取りなんかもあって。コクーン歌舞伎なんかだと逆に黒御簾代わりにチェロとかギターとか洋楽器を使うからこんなイジリは見たことなかったわ。個人的にはこれを見られただけでも行った甲斐があったかもshine

日本篇の衣装は京蔵さんだけ縞の長着に献上帯締めてきりっとしてるんだけど、ほかのおねーさんたちはミニのガウンキモノみたいなのにサッシュ締めてまるで場末のキャバクラ。武士役や太鼓持ちもひどいもん。もうちょっとどうにかならなかったのかねぇ。

あと群舞。特に狐の嫁入りとかあれはきっちり揃って一斉に振り向くから怖さが増すんであってバラバラに向かれてもねぇ。


ここはなんどか大ホールのさくらホールには来てるんだけど伝承ホールは初めて。
ほど良い大きさで壁は板塀風だし両側には桟敷席もあるし(掘りごたつ形式で足伸ばせたけど)、花道もあって邦楽や落語にはよさそう。祥くんもここでリサイタルしたんだよね。

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