« 「細い目」 マレーシア映画ウィーク シネマート六本木 | トップページ | 「オーロラの愛」(極光之愛) 台湾シネマ・コレクション シネマート六本木 »

2015年4月24日 (金)

「心の魔」 マレーシア映画ウィーク シネマート六本木

201032672739_2

 これが今回のマレーシア映画ウィークの私的最後。
東京国際かほかのどこかの映画祭に出てたはずなんだけど、その時は観る機会を逃してしまって今回が初見。

 監督はホー・ユーハン(何宇恒)だけど、主演が恵英紅(母)と徐天祐(息子)なので香港映画観てる感じ。ってか合作らしい。

 雑貨屋を営む母と店を手伝う息子。付き合っている女子高生は中流家庭の一人娘(黄明慧?)。
好奇心もあって関係を持ってしまう二人。
ある日、彼女の母が彼女の部屋で避妊具を見つけてしまう。
激怒した父親は天祐と母を呼び出し、天祐をレイプで告訴すると息巻く。
必死の謝罪に示談金で手を打つと告げる父親。

 冒頭のラブラブっぷりから一転、事件後の天祐のマザコンっぷりとお子ちゃまっぷりがすごい。
刑務所なんか行きたくないよーと媽媽に泣きついて示談金を出してもらおうとする辺りとかね。
そもそもささやかな雑貨屋で生計を立ててる家にそんな大金あるはずもなく。
分かれた天祐の父親に払ってもらおうとするとかね。ま、その父親も怪しげなんですけど。

 で、発覚後それぞれの友人と一緒に会ってどうにかしようとするうちに天祐が彼女を手に掛ける。
隠蔽するためその友人も…

 と、話そのものはどうしようもない、暗い、おバカな若いもんがやらかした、ってのなんですけど。

要所要所に脱力するワナが仕掛けられてるんですよ、これが。
日本人に限るけどw

たとえば、とってもシリアスな場面で恵英紅の衣装がこれ、とか。
Eod

 なぜここでよりにもよって豊天…sign02
マレーシアや香港における日本ブランドの位置を考えちゃうわw

あ、ショッピングビルでBGMがなんの脈絡もなく日本語の歌、とかもあったな。

 そして、天祐の友達のクルマがこれ。

Eod2

 一時期アジアエリアにやたらと"藤原とうふ店"が氾濫してたことがあるけど(AE86に貼るならわかるけど、BAN仔だとなんの違和感もなくとうふ屋の配達w)、広島に警視庁はないから…sweat01
そもそもなぜ広島? "廣"島じゃなくて"広"島なのが日本らしい、とか?w

 恵英紅はこの映画で映画賞をたくさん獲って、一時期あまり出てなかったのが復活した位の名演技で、天祐もよかったのに。
映画そのものも陰惨とまでは行かないまでも、ダークサイドをクローズアップした作品なのに。
あ、それと天祐ってデビュー当時郭富城に似てるとか言われてたような気がするけど、表情や角度で凄く似てるなぁと思う箇所がいくつか。やっぱり似てるわ。

元々は前日の「細い目」が私的最終映画だったんだけど、これは観といてよかったわ。

|

« 「細い目」 マレーシア映画ウィーク シネマート六本木 | トップページ | 「オーロラの愛」(極光之愛) 台湾シネマ・コレクション シネマート六本木 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/513557/59759691

この記事へのトラックバック一覧です: 「心の魔」 マレーシア映画ウィーク シネマート六本木:

« 「細い目」 マレーシア映画ウィーク シネマート六本木 | トップページ | 「オーロラの愛」(極光之愛) 台湾シネマ・コレクション シネマート六本木 »