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2015年2月27日 (金)

「KANO 1931海の向こうの甲子園」 新宿バルト

Poster2

 「セデック・バレ」以降、製作の話を見かけたのが一昨年、台湾・香港で公開されたのが去年。日本最初の大阪アジアン映画祭には行けず、その後の映画祭での上映も試写会も予定が合わなかったり外れたり。となんだか観る前におなかいっぱいになってる感じだった「KANO」やっと観てきました。
事前情報がいっぱいだったのである意味予想通り、でもわかってても感激して泣けましたわ。

 「セデック・バレ」でも対立するのは日本人だけど、心の底から悪役に描いてない、お互いのすれ違い、文化の違いだと描いていて根底には思いやる気持ち(端的に言えば「愛」)があるのが見て取れた。
今回もそう。日本の統治下だから日本人をよく思わない、憎む一派が居るのは当然。日本人も台湾人を下に観ているものが居るのは当然。だけど、お互いに理解しようと思う気持ちを描いてくれてる。ここが台湾ならでは、なんだと思う。

 私の経験した限りだけと、台湾映画の観客は平均年齢が高い。
今回も昼11時からの上映は250席くらいのスクリーン。で、ざっと7・8割の入り。
夜はスクリーンが小さくなるみたいw

 あとほんと重箱の隅だけど残念なことがふたつほど。
ひとつは街中のシーンで歩いてる女の子の浴衣が作り帯だったこと。
もうひとつは料亭のシーンでほかの部屋から聴こえる音楽が三味線じゃなくて三線(沖縄のね)だったこと。芸者はいたはずだから三味線もあったでしょうに。
ほんと重箱の隅ってわかってるけど、あそこまで綺麗に作りこんでるんだからとっても残念。

魏徳聖監督も馬志翔監督も俳優に野球をさせるのではなく野球選手に演技をさせたけど(セデック・バレもそうだった)、あの試合シーンは経験者でなきゃ出来なかったよね、と思ったわ。

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