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2013年11月 4日 (月)

林 英哲コンサートスペシャル2013 『林 英哲 / 迷宮の「鼓美術少年」』 世田谷パブリックシアター

Eitetsu2013

 2日(土)の公演を鑑賞。
ここ数年、ほぼ年に一度行っている林英哲さんのコンサート。
今回は新作。

第1部
M1 「風の使者」
M2 「鼓美術少年」
M3 「コブナ少年」
M4 「時空少年」
M5 「木霊少年」
M6 「炎天少年」

休憩20分

第2部
「迷宮の鼓美術少年」組曲
1. 迷宮への海
2. 船出
3. 天神
4. 屋台船
5. 石取
6. Y字路
7. 歪視航路
8. Y氏のエチュード

アンコール
 太鼓打つ子ら

 太鼓や締太鼓のほかにガムランの木琴・筝などメロディ楽器も入り、印象的な風の音のようなパイプ楽器とともにオープニング。
 同行の娘が横尾忠則氏を知らないため、ポスター・パンフレット表紙(画像)や演奏を聴いて純粋に印象だけで言った言葉が「昭和臭がする」。 合ってます。さすがに戦前ではないけどね。

 ガムランの木琴や風音ではふわっとした感覚に包まれ眠ってしまいそうな心地よさがあり、和太鼓5台の演奏では身体の中心から熱くなってきて汗ばむ感覚があり。
英哲さんをほぼ年に1回しか観ないので、残念ながら英哲さんの体力が目に見えて減っていくのを感じています。
今回の舞台では、それにも増して風雲の会古参の上田秀一郎さん、はせみきたさんの演奏がすばらしかった。
英哲さんが今回、いわゆる「回想」に入っていったのは「円熟」の境地に入ったのかな、と。
常に「上昇」「成長」を目指してはいても、あるときからそれ以上の上昇は無理というところに行き着くのはすべての事柄に当てはまること。
その位置にたどり着いたときに、今度は上でなくどの方向に向かうかが難しい。

 今回の新作はある意味「朗読劇」のような感じもあり。
2日間舞台を勤めての3日目だったんですが、最後のご挨拶で「いろいろ思うところはあるでしょうが、あまりいじめないでください」という意味のことをおっしゃっていたのでアンケートに「否」を書いたものもあったんでしょう。
確かに「語り」が始まるとちょっと面映い気持ちになってしまうのですが。

201311011449000


 個人的には筝の扱いが優しくなったのが嬉しい。
数年前に筝が登場したときは筝がかわいそうだったんだけど、今回は菜箸くらいの撥で軽く楊琴のような感じに演奏していたので、これなら楽器としてまったく問題ないなと。

 ←は本日の組み合わせ。
青緑の紬に紺の染め帯。伊勢型紙の菊は今だけなので最近何度か締めてます。
この日は帯揚げも青磁色。帯締は辛子色の三部紐。

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