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2013年5月10日 (金)

朗読劇「お文の影・野槌の墓」 さくらホール

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 8日(水)15:00の回鑑賞。
久しぶりのカピバラ殿こと亀治郎改め猿之助の舞台。と言っても歌舞伎じゃないけど。

 開演時間より15分近く前に、客席から舞台へふらりと上がっていく3人。
私服のまま、Webで募集した怖い話を読み上げる。開演前から終演後のご挨拶な感じ。
既に京都と大阪の公演は終わっているんだけど、こちらでも同じ物を読み上げたのかは不明。全公演別の人の投稿だったのかしら? ちょっと一昔前の深夜放送みたいだったわ。←それをわかる人だけわかるたとえだけど。

その後、一旦全員引っ込んで着替えて開演。
朗読「劇」と銘打ってはいるものの、サウンドシアターみたいに朗読用に作った台本ではなくて白石加代子の百物語と同じく本をそのまま読む形式。特に最初の「お文の影」は百物語で聴いていたので、ちょっと白石さんの舞台と重なって違和感。
耳が馴染んでからは違和感はなくなったけど、そのきっかけになったのはカピちゃんの爺さんの声から。
 「お文の影」
百物語で既に聴いていたので、自分なりのイメージが出来ていた所為か、お話の内容の所為か。ホリゾントに映されるイメージ映像(満月とか子供の影とか)がそれほど邪魔には感じず。
 「野槌の墓」
こちらは初めての所為か、特にお玉の映像が邪魔。
個人的には視覚的なイメージがないほうが聴きやすかった気がするわ。声だけでイメージできるしね。
お玉はカピちゃんのあの女型の声色だし、頭の中で具体的なイメージ(今回は「十二夜」の「麻阿」だった)が動いてるからw
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2作とも怪談というよりは哀しい話。
宮部みゆきの時代物は怖いというより哀しいものばかりなのは百物語で聴いた話ばかりだからなのかな。

カピちゃんこと猿之助は朗読だけでも猿之助。
佐藤隆太は彼が目的ではなくて(ゴメン)、他の目的で観た舞台で一緒に出てるという形で観るのがこれで何回目だったかな。バックグラウンドを全く知らないので、単なるTVの若手タレントだと思っていたらきちんと舞台がこなせる人だとわかったので安心して観ていられる人になった。今回も子供役が意外に可愛くて得した気分。
佐々木蔵之介は名前は知っているし、よく見かけるんだけど具体的なイメージが全くない人で。ドラマの役とか、何に出てた人とか思い浮かばなかった。ま、TVドラマ観ないしなw もしかしたら舞台も初めてかも。見た目も話し方も柔らかいはんなりした人だなぁ、と思っていたら京都出身だったんですね。今更ですけど納得。谷崎潤一郎作品に出たらぴったりな感じだわ。もう出てるのかな。

 画像は本日の組み合わせ。
ちょっと光って色が飛んでるけど長着は結城。白に近いのと青紫の濃淡で格子模様。半襟は藤色の鹿の子。帯は玩具模様の織名古屋。帯揚げは白と藤色で染め分け。三部紐は紺に藤色、帯留は吹きガラス。
春というより初夏っぽい感じにしてみました。

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