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2013年3月

2013年3月30日 (土)

橋本治「リア家の人々」 読了。

【送料無料】リア家の人々 [ 橋本治 ]

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単行本で出たときに気づかなくて、今回文庫本になったので気づいて買った。
なんだか久しぶりな気がする橋本治。
このところ、岡田嘉夫との歌舞伎絵本シリーズとかしか呼んでなかったからかも知れないな。

で、「リア家」…リア王なのね、と思いながら読んだけど三姉妹なのと母亡き後末娘が父の元に残るのと長女が家土地(領地)を狙うところくらいかな、重なるのは。
父親の心理的に似てると言えば似てるけど、あんな気持ちはあの世代の男親にはままあることではないかと思ってしまう。

 時代背景が学生運動・安保闘争で場所(ってかモチーフ)が東大。と言うことで思い出したのが「赤頭巾ちゃん気をつけて」だったりして。
ま、あの「庄司薫くん」はノンポリだったけどねー。この三女もそうだから同じ立ち位置だな。

この辺の時代になると、映画「三丁目の夕陽」と同じく既に「歴史」の部分であって、自分に置き換えて感じることはとても難しい。安保闘争や東大ロックアウトは歴史だよね。昭和の家(外側に廊下があって、ガラス戸があって雨戸があって、廊下と部屋の境は障子)は身近に現存はしていないながらもまだ歴史には入っていないけど。
この時代に三姉妹が大学か専門学校まで行ったということは砺波家は中流以上の家ではあるのだろうけど、長女はあの時代に許されたんだろうか?
私の中では昭和40年代以前はほぼ歴史に属すると言うことを実感した本でした。

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2013年3月27日 (水)

「岡田鉄平クラシックリサイタル 〜60 minutes Late Show〜」 名古屋クラブクアトロ

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 24日(日)に開催されたコンサート。
この日のメインイベントw これが目的で名古屋に行ったわけで。

余り気にしてなかったんだけど、開演後杉浦さんがMCで「開演前の客入れでBGMがなかったのはクラブクアトロ始まって以来だったそうです。」と。そう言えば静かだったなw

構成は2部で1部はピアノ伴奏&ヴァイオリンソロ。2部は弦楽カルテット。
すべてマイク無しの生音。このくらいの大きさだと生でも充分に聴こえますね。

1. プレリュードとアレグロ  クライスラー
2. シンコペーション  クライスラー
3. アヴェマリア  カッチーニ
4. シャコンヌ  ヴィターリ
純クラシックコンサートなので喋りません、とかさっきは言ってたけど、プログラムがないので間に鉄平ちゃんが曲名紹介と簡単な解説をしてました。
ピアノの位置が動いた所為か、空調の吹き出しがちょうど譜面台あたりにきちゃったみたいで、ピアノの譜面が演奏中にめくれる。気が付いた鉄平ちゃんが休符の間に直しにいってあげたりしてやさしいわー。
ピアニストの佐藤香織さんは去年音大を卒業したばかりなんだそうですよ。客席からでも緊張してるのがわかるくらいの新人。微笑ましいですね。

5. アイネ・クライネ・ナハトムジーク 全楽章  モーツァルト
6. 四季より 冬 全楽章  ヴィヴァルディ
先ほどに引き続きVln崎山弥生・Vla山田暢子・Vc内田玲で弦楽カルテット。
普段は1楽章だけとかが多いこの2曲を全楽章演奏。

アンコール
7. タイスの瞑想曲  マスネ
弦楽カルテット+ピアノ+杉浦さんで連弾。
普段聴けない構成で。

アンコール2
8. リベルタンゴ  ピアソラ
再度鉄平ちゃんと杉浦さんが登場してふたりでリベルタンゴsign03
とっても嬉しい意外な贈り物に感激note

ホントに1時間ちょっとだったけど、聴きに行って良かった~と思えるコンサートでした。heart04

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「THE BEST OF SUGITETSU in 名古屋」 名古屋クラブクアトロ

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 24日(日)に行われたライブ。
この後に鉄平ちゃんのソロコンサートが開催されると聞いて、ちょうど空いてたのでちょっと遠征。
なのでチケットが相当後ろだったんだけどひっそり見守るのでw まぁいいかな、とw

初名古屋は意外に近くて高速も道路もわかりやすくて走りやすかったわ。
MCの名古屋ネタには着いていけなかったけどsweat01

今回のライブはゲストが弦楽3人で鉄平ちゃんと合わせて弦楽カルテット編成。

1. 剣のずいずいずっころばし
2. ハトヤのカルメン幻想曲
3. ゲゲゲのペール・ギュント
  もちろん一反木綿登場
ゲストの弦楽登場。
崎山弥生(Vln)山田暢子(Vla)内田玲(VC)
4. 美しき青きドナウ川のさざ波殺人事件 弦カル版
(擬音コーナー)
この曲といえばsign01のパトカーとか擬音をVlnの崎山さんに指導w
崎山さんはNHK名古屋FMで番組を持っているそうで、同じ番組に月一レギュラーで出演の杉浦さんとは以前からのお知り合い。時々名前の出ている方で私は初めてだったのですが、客席にはご存知の方もいたようです。で、専らいじられ役に。
5. ゴジラVSウルトラマン 弦カル版
で、このお馴染みの映像もヴァージョンアップ。
6. アイネ・クライネ・ナハトムジーク第一楽章
この後の鉄平リサイタルの紹介も兼ねて通常版w
7. アイネ・クライネ・三分クッキング
その後はアレンジ版。
8. 犬のおまわりさんの運命 弦カル版
ある意味、今回の最注目作品。弦カル全員手袋着用sign03 Vinダルメシアンおまわりさん・Vla黒猫・Vcトラw
来月の渋谷ではつっちーや谷口くんが手袋嵌めるのかしらっsign02 楽しみだわ~♪
9. 序曲「暴れん坊将軍」~ロッシーニに捧ぐ~
10. 舞曲「いい日旅立ち」
11. 養老鉄道百景
12. 夢と想い出のミュージアム 弦カル版
ここで弦楽のみなさんは退場。
13. トムとジェリーのご挨拶
14. チャルダッシュ
アンコール
15. タイスの瞑想曲 弦カル版

タイスの瞑想曲って珍しい選曲のような。 ま、営業では鉄板と以前言ってましたけどw
この後、鉄平リサイタルのため、今日は体力の限界とか言ってたようなw
来月の渋谷がますます楽しみですheart04

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2013年3月18日 (月)

「The ONE」 東京グローブ座

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SOUND THEATREの新作。
音楽製作・監督は「THANATOS」に引き続き土屋雄作。
と言うことでつっちー&前作でひっくり返った美声の持ち主・平田さん目当てで出かけました。

今回の舞台は明治になりたての東京と函館。素材は新撰組。ここに陸奥宗光が関わっているのが単純な新撰組ものと違うところでしょうか。
幕末は歴女ならずとも、個々の人物にファンが付いているので、佐幕派勤皇派の大きなくくりだけでなく新撰組でも誰のファンかによってスタンスが違うし。
もはや土方歳三=イケメンの設定はゆるぎないものとなっておりますが、今回は平田広明があの声で演じ。
沖田総司は沢城みゆき。イマドキの声優さんに不案内なので娘の解説を受けつつ見ておりましたが、斉藤一の藤岡正明と言う人は2人とも知らず。イマ調べたらミュージカル俳優なのですね。動きが余りない朗読劇だと大変だったんではないかしら。

それと殺陣と剣技で市瀬秀和。
黒紋付の長着と仙台平の袴でイメージシーンで居合いと剣技を見せてくれました。
科白抜きで動きだけだったのが幻想的で良かったですわ。

 実は今回、パンフレットが売り切れsign01とのことで詳細がわからず。申し込むと送ってくださると言うことなので申し込みだけしてきました。

 で、音楽。
前回はちょっと鳴り物っぽさが少なかった美鵬さんですが、今回は鼓や締太鼓があったので本領発揮でしたわ。そして今回はピアノではなくてフラメンコギターsign03 これが実に良かったsign01つっちーのヴァイオリンとの絡みがなかなかセクシーでございました。

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今回の舞台では桜がモチーフに使われているんですが、折りよく桜の開花宣言も出て明治通りの桜もちらほらと咲き始めておりました。

グローブ座は初めてだったんですが、ほど良い大きさで舞台と客席の一体感が感じられるいい空間ですね。
周りの環境はいいけど、利用駅が新大久保と言うのが玉に瑕。

画像は本日の組み合わせ。
よろけ縞の間に入った柄が蝶なのか蜻蛉なのか花なのかが謎wな小紋と博多織の名古屋帯。
帯揚げは東雲色、帯締めは三部紐でヴァイオリンのブローチを帯留に。半襟は藤色の鹿の子でクリーム色のショール。

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2013年3月13日 (水)

「SUGITETSU PRESENTS チャリティ音楽実験室 for 東北 2013」 渋谷7th floor

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今年で3回目の東日本大震災チャリティライブ。

スギテツ
1. 剣のずいずいずっころばし
2. ハトヤのカルメン幻想曲

スギテツ+Siberian Newspaper(土屋雄作+真鍋貴之)
3. Concerto d-moll for two violins and strings, BWV 1043
4. ブルース・ユモレスク
5. Serbian Rumba
去年のスギテツwith friends以来、パワープレイ状態のドッペルコンチェルトをまた聴けてこれだけで行った甲斐がありましたsign01 しかも今回は以前よりアレンジ(ってかアドリブ)がすごくなってましたw なんかつっちーと鉄平ちゃんふたりして挑発しあってる感じw

Siberian Newspaper(土屋雄作+真鍋貴之)
6. バタフライ

SUGITETSUバンド(ドラム+ベース)+Siberian Newspaper(土屋雄作+真鍋貴之)
7. アルバトロス
8. カプリス変奏即興曲 第24番

3ガガヘッズ
初めて見た人たちですが(ワハハはほとんど知らないし)なかなか面白かったですわ。
前半がマジックテープ使用の音楽ネタ。
後半はSUGITETSUバンドで生演奏つき全身タイツネタ。

浅野祥
黒紋付に仙台平(羽織なし)の演奏用正装。ま、スギテツの燕尾服と同じなんですけどねw
杉浦さんに落語家のような格好と言われてましたわw

三味線を2挺持って登場。棹が薄い色のほうは瓦礫から製作したもので、黒っぽいのはご実家の床柱の黒檀で棹を作ったものだそう。ご実家も全壊らしいです。

9. 斎太郎節
10. 津軽じょんがら節

スギテツ+浅野祥+土屋雄作
11. 日本舞曲第五番

SUGITETSUバンド+浅野祥
12. Miss my home
浅野祥くんのオリジナル曲。

梅垣義明
梅ちゃんの曲目も書くべきかしら?w
SUGITETSUバンド+Siberian Newspaper(土屋雄作+真鍋貴之)のナマ伴奏付き!
客席がどのような阿鼻叫喚に包まれようが、にこりともせずに冷静にタイミングを見てる鉄平ちゃんに萌えheart04

アンコール
13. モーツァルトの子守唄

鉄平&つっちーのツインヴァイオリンと初ナマ梅ちゃんにあたったw夜でした。
終演後7th floorの狭い通路に出演者が全員揃ってお見送り&募金箱。
収益金は全て東北の音楽関連の基金に寄付されるそうです。
もたもたと進まなかった復興もこれからは進みそうな気配。
今年こそ東北へ行きたいもんです。

…だれか東北でイベントしないかなsweat01

13/03/13 14:14 追記。
レギュラー番組「スギテツのGRAND NACK RAILROAD」(右上のバナーをクリックすると飛びます)でこのライブが放送されるそうです。
どのくらい放送されるかは不明ですが(特に梅ちゃんのMCとかw)、2週後とのことなので今月24日の放送かな。

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「赤坂大歌舞伎 怪談乳房榎」 赤坂ACTシアター

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昨日11日に観劇。
勘三郎が始めた赤坂大歌舞伎。
彼亡き後、追悼と勘九郎襲名、中村座再出発の狂言は勘九郎三役早替りの「怪談乳房榎」。
この時期に怪談ってのもちょっと変だけど、勘三郎が復活させたようなものだし、内容がもうぴったり。
陰ながら子を見守る父と言う今回に相応しい狂言。

と言うことで今回は勘九郎の独断場。
ここ数年、勘三郎に似てきたなぁと思うことが多くなったけど、勘九郎を襲名してますますそう思うようになり、今回の舞台では中村屋一門を背負う覚悟が見えるようでしたわ。
台詞回しとかしぐさとか、父を参考にしているんだろうなぁ、と。

対する色悪が獅童。
こちらも凄みのある悪役振り。

七之助ちゃんは、今回も美しく。
武士の娘で、元武士の女房ながらあまり主体性のない役。
今回はお兄ちゃんのサポート役かな。

亀蔵さんは七之助ちゃんの従兄弟で敵討ちのため諸国を彷徨う武士。
終幕にちょっと見せ場あり。
亀蔵さんはあくが強かったり、一癖ある役のほうが見ごたえがあって面白いんだけど今回は真面目一方な役。
次回に期待sign02

勘三郎亡き後、平成中村座やコクーン歌舞伎はどうなるんだろう。
亀蔵さんは、ちょっと外した舞台のほうが面白かったから、コクーンなんかすごく楽しみだったんだけどな。

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2013年3月12日 (火)

倉阪鬼一郎「若さま包丁人情駒」 読了。

 湯屋の二階で将棋を指し、田楽屋で料理の修業をしている旗本の三男坊が実は…。
と言うどこかで聞いた設定で、倉阪作品としては3つ目の時代物で料理物w
将棋指しも料理人も修行中なのが目新しいところ?
余り重くないので、待ち時間に切れ切れに読むのに最適でしたわ。

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2013年3月11日 (月)

「OTTAVA foresta スギテツ公開放送」 YOTSUBAKO CLASIX studio

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昨年の夏に続いて2回目の出演。
司会者が替わったので振り出しに戻る、って感じ?

最初は昭和音楽大学プロデュース演奏会「男のサックス」。
え~っとsweat01 まだ在学中だそうで。
良くも悪くも「学祭ノリ」 演奏はともかく内輪受けはきつかったわ。

後半はスギテツ。

1. 汽笛の軌跡
2. アイネクライネ秋葉原
3. アルルのドラえもん
4. 擬音コーナー
5. 暴れん坊ウィリアムテル
6. 扁桃腺上のアリア
7. 序曲いい日旅立ち
8. 鉄道擬音コーナー
9. リベルタンゴ    

アンコール(放送終了後)
1. モーツァルトの子守唄

今回PAがいろいろ問題で。
まず冒頭の「汽笛の軌跡」
演奏者のモニタースピーカーが聴こえない。
演奏中に杉浦さんが指示するも駄目。
その後もピアノとヴァイオリンのバランスが悪い。
スタジオで初めて聴いた人は鉄平ちゃんのヴァイオリンがあまりいい楽器じゃないように聴こえたかも。
ニコ動の「フランドールS」で披露してたスタッカートの技法とかいろいろ挿んでやたらテクニカルな演奏してるのに。

今回もこちらのサイトからアクセスすると今週いっぱいは放送が聴けます。
http://blog.ottava.jp/ottava_foresta/
イマ書きながらチェックしてますが、放送はバランスが取れてるようでそれほどひどく聴こえてなかったようで、ちょっと安心。

13/03/12 追記。
ポッドキャストを全部チェックしました。
冒頭の「汽笛の軌跡」から2曲目の直前まで全てカットされていましたね。
あれじゃ「アイネ・クライネ・秋葉原」の説明がなくてわかりにくいわ。
あと途中の日本一の物まねヴァイオリストのダイソーとかしまむらもカットw

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2013年3月10日 (日)

いきなり 春

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今年の冬は寒くて、春が遅くて梅の花も遅い。
と、思っていたんですが。
ここ2日ほどでいきなり春爛漫の雰囲気になってきました。
今日なんて20℃越してましたよsign01夕方5時頃なのにsign03

画像はおととい彫金に行ったときに近くのお宅の塀越しに咲いていた紅梅。
満開の梅はそれはそれはいい香りをさせていました。
この梅を見ていた時点では、春遠からじ、とほのぼのしたんですけど。
いきなり20℃越えるとは思わなかったわよsign01

ちなみに彫金はここ半年ほど某貢物に振り回されておりますsweat01
そろそろ終わりが見えてきたので、今月後半か来月からは元に戻りそうな気配。
作らなきゃいけないものがあると、他のものが作りたくなるってのはお約束でしょうかね?w

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2013年3月 2日 (土)

プレノンアッシュ破産に思うこと。

 ここ数日、MixiとかBlogとかで中華関連の友人が何人かつぶやいていたプレノンアッシュの破産。(破産と倒産とどう違うんだろう?)
 もう記憶が定かではないのだけれど、香港電影通信を知ったのはNiftyのF-Movieだったのではないかと思う。
青山のシネシティではなく、その前にあった原宿のシネシップの頃から電影双週刊(そう言えばここも廃刊になった)を買いに行ったりしてたし、初ナマ秋生哥も電影旅団の金像奬ツアーだった(と思う)。
まだネットで買うのも大変だった時代で誰かが香港に行ったらみんなの分を買出ししてきたりした時代。

 香港電影通信を止めたのは張國榮迷が大量に入会してきて紙面が張國榮一色になったり、韓国映画に紙面を割くようになったから。台湾・大陸映画ならまだしも、韓国映画は「香港電影」とは関係ないからね。マレーシアとかシンガの方がまだ関係あるわ。ま、簡単に言うと韓国映画は面白いと思ったことがないから、だけど。

 そんなわけで、ここ10年くらい(21世紀になってから?)はどんな紙面だったのかも知らないのですが、王家衛映画を配給してた頃が最盛期だったんでしょうかね。
直接の原因は梁朝偉出演の映画「1905」が昨今の日中関係で進まず、梁朝偉が出演辞退したことらしいですが。配給会社としては彭浩翔作品の配給を考えてくれてれば良かったのにね。

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