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2012年7月

2012年7月29日 (日)

「松竹大歌舞伎 近松座公演」 鎌倉芸術館

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松竹巡廻公演の中央コース。
坂田藤十郎と子・孫の近松座公演。

1. 御目見え ご挨拶
2. 夕霧 名残の正月
3. 曽根崎心中

まずは、夏の湘南を舐めておりましたsweat01
余裕を持って出たし、海岸通は絶対混むからとわざわざ山側を遠回りしていたのに見事遅刻。
冒頭のご挨拶を見ておりませんweep

夕霧は若旦那・藤十郎、夕霧・扇雀、禿・虎之介の次男親子孫。
相変わらず扇雀さんお美しい。お母様そっくり。虎之介ちゃん、素顔はかわいいのに真っ白でメリハリの無い化粧がかわいそう。もうちょっと頑張って化粧が上手になるとお父様譲りの綺麗な娘役になりそう。

曽根崎心中は翫雀・徳兵衛、壱太郎・お初の長男親子コンビ。
壱太郎ちゃん、浅草新春歌舞伎でかわいかったけど、今回も綺麗でかわいい。
華奢な身体が儚い娘役にぴったりなので、是非そのままの体型で頑張ってください。


画像は本日の組み合わせ。
長着は絹紅梅、帯は絽の花葵柄、エメラルドグリーンの三部紐にガラスの帯留、帯上げは絽の藤色。
暑いのを覚悟して行ったら思ったより暑くなかった。身体が慣れてきたのかしら。

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2012年7月26日 (木)

夏用籠バッグ

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 昨日、老公と娘の所用でお出かけ。
二人の用事が済む間、ちょっと他のフロアを見ていたらアジア雑貨を特集していたのでチェック。
この間来たとき(紅型を見に来たとき)、インドネシアのアタの籠バッグを置いていたので買おうかどうしようか悩んで結局買わなかったんだけど、今回たくさんあった商品が全部違うのに入れ替わっててちょっとショックだったのだ。…やっぱり思い立ったときに買わないと買い損ねるんだなぁ、と。
そしたら別の特集コーナーで(ここはバッグだけじゃなくていろいろ雑貨を特集してたんだけど)また見つけたので、これはもう買わなくてはsign01と。

そして嬉しい誤算。
その1は、この間はそれなりのお値段だったのに、同じようなものがすごく安い。(ほぼ半額くらい)
その2は、この間はほとんどが籠の上をバティック布で隠すよくあるタイプで、籠とおなじアタで蓋を作ったタイプが少々あったけど身と蓋はおなじアタで編んだものだったこと。今回買ったのは蓋の上がバリなんかでよく見る彫刻が施されているタイプ。彫刻の周りには三角に切った貝が象嵌されてるんだけど、全然揃ってないのが味があっていいw

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唯一の問題点が和服で持つには持ち手が長すぎることだったので、帰宅してから内側をチェック。
テグスで留めてあったので、片方外して長さを調節し再度留めなおして修正完成。
作業机のある部屋が冷暖房無しなので(屋根裏なのだ)、夜更かしと言うか早起きと言うか明け方頃の一番涼しい時間に作業。それでも汗だくになりましたよ。修正した持ち手はそれなりの仕上がりなんだけど、元々が手作り感ありありの仕上がりだったのでそれ程不自然には見えないかと。

いつも使っている金魚バッグは可愛いんだけど、去年みたいにむちゃむちゃ暑いとバッグに直接手が触れて縮緬が汚れたりよれたりするのが気になってたんだよねぇ。
籠ならちょっと濡れた手でも全く問題ないし、これなら染色が落ちて移ったりする心配もないしね。

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2012年7月22日 (日)

イワサキチエ/丹保美紀「マレー半島 美しきプラナカンの世界」 読了。

木曜日に出かけたLIXILギャラリーはブックセンターも併設してあって、図録と言うか同名の本はそこで買ったもの。
他にもギャラリーで扱ったテーマの関連本や過去のテーマの本、母体であるLIXIL(INAXS)の関係で建築の本など一般書店には扱ってないような専門畫がいっぱい。
そこで見つけたのがこれ。

プラナカンという名称よりも私は「ババニョニャ」と言う名前で知っていたマレー半島の人たち。
この本で扱っているマラッカ・ペナン・シンガポールのうち、私が行ったことがあるのはシンガポールのみ。
シンガに行ったときに、マラッカは時間が無くて行けず、そのまま機会がなくて未だに行っていないマラッカ。
ペナンもまだなんだよなあ。マレーシアはクアラルンプールと東海岸(クラブメッド)、ゲンティンwしか行ってない。

シンガに行ったときにパステルカラーの可愛い建物や食器などを見ていたけど、そのときは余り詳しくなかったプラナカンのこと。シンガの映画や話を読んで興味を持ってからは行く機会が無く。
ペナンも行ってみたいんだよねぇ。
この本を読むとますますその思いは強くなるばかり。

どんどん行きたいところが増えていくなぁ。頑張らなきゃsign03

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2012年7月20日 (金)

「紅型 -琉球王朝のいろとかたち-」 サントリー美術館

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勘違いしてて、今日にしようか来週にしようか迷ってたんだけど今日行って正解。 22日までだったsign01

Web siteはこちら
サントリー美術館該当ページへ飛ぶ

展示は前期・中期・後期で3回入れ替わっているので、見ていないものもたくさんあるので、見たものだけの感想と言うことで。
ほぼ全て19世紀の尚王家の頃の琉球衣装。
なので衣装の仕立てが対丈で広袖。袖と身頃も全て綴じ付けてあるのね。そして袖にマチがある。
広袖以外は大和の男衣装とほぼ同じなのかな。
あと襟が別布で仕立ててあったり、襟には裏と同じ布を使ってあるものが結構あった。
襟や見返しが派手で凝った意匠なのは江戸時代の贅沢禁止令で羽織裏が派手になったのと同じ理由なのかしら。
それと素材がほとんど木綿か苧麻。琉球では絹は生産してなかったのかな?
この頃って絹と言えば中国だから、中国から輸入してた(糸でなのか布になったものなのか)んだよね、きっと。
そうなら、もの凄く貴重だよね。王家でも式服とかにしか使えないかも。

意匠でも楓とか櫻とかは大和の影響だよね? 今回の展示で1点だけ仕立て直しで中国風の作りになっている胴着があったけど(チャイナカラーで紐に包みボタン)、紅型だとこんなデザインも似合うな、と思っちゃった。

後、解説に王家や貴族は大きな柄を使い、庶民は小さな柄のみ使うのを許された、とあったんだけど。
これって大和とは逆? だよね。
江戸小紋はちょっと離れると無地に見えるくらい細かい模様で作られてるし、武家の女房も小紋は小さい目の模様が多かったような気がするんだけど。
あ、でも打掛はわりと大き目の模様かも。

紅型って友禅(加賀でも京でも)に比べるときっぱりしてるのが特徴だと思うんだけど、あの柄も色使いも南国の陽射しに映えるものなんだよね。

画像は本日の組み合わせ。
ここの前に銀の装身具のほうに行ったので、帯留はバリの作家の銀細工。
絽小紋は結婚する前だったかした直後くらいだったかに作ったもの。むちゃ久しぶりに出してみた。
帯は単の名古屋。帯揚げは絽のオレンジっぽいのと緑系のグラディエーション。帯締めは三部紐。

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「聖なる銀 アジアの装身具展」 LIXILギャラリー

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銀細工とアジア、これは行かなくてはsign01 と言うことで行ってきました。
図録と言うか本だけでも楽しい↑は去年出版されてます。なぜ?と思ったら先に大阪で展覧会をしていたのね。

こちらがWeb site
LIXILの巡廻企画展ページに飛ぶ

いくつかあるギャラリーの中で一番大きなスペースで展示されていたんですが、全体を大きく5つ(東アジア・東南アジア・中央アジア・南アジア・西アジア)にわけて、それぞれの民族のものが展示されていました。
東アジアはミャオ族やチベット族、モンゴル族の物が多く中原のものは少なかったな。
それと日本が外されているのはいいとして、なぜか台湾のものがひとつも無かった。アミ族とかタイヤル族は銀の装飾品は無かったのかな? いや、あると思うんだけど 。 ま、全アジアのものがあるわけではないので仕方ないけど。

 銀細工は素朴なものからもの凄く精緻なものまでいろいろ。時代が表記してなかったんだけど19世紀から20世紀あたりのものがほとんどなのかも。朝鮮半島のは李王朝時代だし中原のは清朝あたりのものらしかったし。西太后が使ったような指に嵌める爪のようなの(名前なんだっけ)とか。

このところ彫金はネタに走っているんですがw こんな展示を見ているとエスニック風なのも作ってみたくなるな。

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2012年7月16日 (月)

あしべ織り2枚目購入&便利な三部紐締め

あしべ織りの襦袢は汗取りにもいいのですが、汗を吸う灯心が中空なので実は冬の保温性も良く、夏は汗取りに冬は保温用にと肌襦袢はこればかりになりました。
 で、前にも書いたんですが唯一最大の欠点は縮むことsign01
洗濯1回目で縮むのはまあ仕方がないかな、と思えますが、この襦袢は2回目・3回目でも縮む。sign03
しかも縮む割合もすごい。 その欠点を補って余りある給水性のよさがあるので愛用しているんですが。
最近着用機会も増えたので、洗い替用にもう1枚購入。前のも1年使って全く問題なしです。

そして三部紐の締め金具。
今日初めて使いましたが、これも便利。ちょっとコツがいりますが締めてしまえば緩みませんでした。
これから愛用しそう。

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「お江戸deハナシをノベル!! Vol.3」 お江戸日本橋亭

Oedo

 大阪で「ハナシをノベル!!」と言うSF作家の書いた書下ろしを噺にする実験落語の会があると知ったのはたしか3年ほど前。
 会場の中之島公会堂が歴史的建造物でもあるので、落語会への興味と公会堂の中へ入れると言う興味と両方で一度行きたいと思っているのですが、これが毎回金曜の夜。
金曜の夜と土曜の午前は基本的に仕事なので、二日一度に休むのもなかなか出来ずに悔しい思いをしていたのですが。 その会が東京でも開催されると知ったのは去年の夏。ちょうど終わった頃weep
一年越しの願いがやっと叶って、初ナマ落語体験をしてきました。

 ま、ナマ落語よりナマ作家の方々のほうが興味は大きかったんですけどねsweat01
今回はこの落語会の書下ろしを収録したアンソロジー「ハナシをノベル/花見の巻」に入っている中から3本。

月亭八天 真説・七度狐 作・田中啓文
柳屋一琴 お楽しみ
月亭八天 百物語 作・牧野修

中入り

トークでノベル 田中啓文・牧野修・浅暮三文・我孫子武丸・森奈津子
月亭八天 正直課長 作・森奈津子

私は基本的に江戸落語しか知らなかったようで(違いがあるのも今日知った)、噺家さんが釈台を置いて噺をするなんて初めてだし、鳴り物のことも初めて知りましたわ。
柳屋一琴さんが江戸落語なので(お馴染みのスタイル)、違いも一目瞭然。

特に今夜の演目は新作なので練り上げることも出来ないし、そもそも数度しか高座に掛けてないものばかりらしく。
古典をするのとは違う苦労ですね。


ところで。
鳴り物とかナマ落語が面白くて、こっちにも興味が出てきてしまいました。これ以上忙しくしてどうするんだって言う雰囲気はありますがsweat01
春からシフトが変わって土曜日が休みになったのし金曜夜の変更も少しはし易くなったので、出来たら大阪の会も行ってみたい気分が俄然増して来ましたわ。
興味のあるものが増えすぎるのも困りものだわ。←あまり困ってないような感じなのは気のせいです。w

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2012年7月15日 (日)

畠中恵「ひなこまち」 読了。

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若旦那シリーズ最新刊。
遅れて参加した若旦那シリーズですが、新刊が出ると夏と言うパターンにすっかりなれてしまいました。

最初は一話完結だったこのシリーズですが、最近は1冊全部に関連するテーマがあったりするようなんですが。
今回も最初のお話で出たものがゆるやかに全体のテーマになってる感じ。
にしても。
まわりの登場人物はいろいろ進展があるのに若旦那は相変わらずですね。
そこがいいところでもあるんですけど。

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2012年7月14日 (土)

牧野修+田中啓文「郭公の盤」 読了。

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 常々言ってるけど、最近は新刊もうっかりすると買えなくなっちゃうのでとりあえず気が付いたら買う、をモットーにしている。ってかDVDも本もみんなそうだけどね。 で、その結果入手しちゃうと安心して観なかったり読まなかったりするものが大量に書庫に積みあがるわけです。sweat01

 整理ついでにこのところ纏め買いした田中啓文ものに手を出しました。
これは牧野修氏との合作。ヒトの記憶と言うのも曖昧なもので後書きに書いてある合作になった経緯とか作品になるまでのことが二人で言ってることが違うw
ま、同じ場所に行って、同じものを見ているはずなのに私と老公も覚えているところが違ったりするのはままあることなので(そこが面白いところでもあるのですが)記憶が食い違うのは仕方のないことではないかと。

 で、お話。
イザナギ・イザナミの天地開闢以来、日本に密かに伝えられている「郭公の盤」 それを手に入れて日本を守り世界を支配しようとする歴代の支配者達。
伝奇小説としては王道中の王道、秘密の宝物の奪い合いですな。
舞台が聖徳太子の頃、平家滅亡の頃、WW2終戦前夜、現在といろいろ出てくるんですが、その単語はその時代にはなかろう、ってのと、そもそも「盤」を「ばん」を読むんじゃなくて、神話時代からあるんだったらその頃の言葉で読み方があるんじゃないか?とかちょっと重箱の隅をつついてみた。
重箱の隅をつつくのは、もちろん全体の出来がいいから出来ることなんだけどね。

合作なのに執筆スタイルが正反対と後書きにも書かれていましたが、それほど矛盾を感じるところも無く。
書いたのが2.3年前にしてはイマの世相もきちんと現しているような。
長くなったのでここで纏めた、と書かれてましたがもっと書き込んで長くなっても良かったような気がする。
金四郎なんか、メインキャラとしてシリーズものでいけそうな気もするんですけど。

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