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2012年2月

2012年2月26日 (日)

「国立劇場開場45周年記念  舞楽」 国立劇場大劇場

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 一度観たかったんだけどなかなか機会が無くて観られなかった雅楽。
初めて観てきました。

1. 大曲蘇合香(そこう) 一具<後篇>  破・急
 前回、前半部分を上演して今回は後半のみ。
この舞楽にのみ使われる甲がとても変わっていて(菖蒲を模したものだとか)、解説を読む前だったので「これってトリケラトプス? サボテン?」って感じでした。
笙と篳篥の音色でナチュラルトランス状態?って感じ。
そして意外だったのは、舞がカワイイsign01
袍を曳いて鞋を履き大袖を翻す。
おっちゃんなのにカワイイsign03
舞楽がこんなに萌えるなんて思わなかったわぁheart04

2. 納曾利(なそり)
 雅楽と言って最初に思い浮かべるのがこの衣装じゃないかな。
私はそうなんだけど。
面をつけて鳥兜をかぶり足首の締まった差貫袴を穿き袍の裾を曳く。
こちらは全体的に速いテンポで振りがカワイイheart03

3. 仁和楽(にんならく)
 同じくわりと馴染みのある演目。
袍の片袖を脱いで片方だけ下襲の袖が出ている。
袍の色が私の大好きなモスグリーンで季節柄お雛様のようだったわ。


画像は本日の組み合わせ。
雨模様だったので紬風洗える着物。帯は博多の変わり織。
半襟は前回と同じ藤色の鹿の子絞り。帯揚げと帯締めは縹色。これにグレーの椿の羽織。

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2012年2月21日 (火)

お雛さま出しました。

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昨日は下合わせで外出していたので、本日娘が早く帰ったので午後からお雛さまを出しました。
娘の七段飾りのほかに今年からこの御殿飾りも一緒に。
先月実家で発掘sign02してきたあの箱の中身です。

御殿のパーツを包んでいた新聞は昭和63年3月4日の日付sign01
娘達が結婚してから飾らなくなっちゃったのね。
ま、一人で準備するのは大変だし。

屋根の鯱が片方無くなってますが、ほかはほとんどそのまま。
画像ではそれなりに綺麗に写ってますが、実際は橘や櫻はもう色があせちゃってます。
それも時代を経た味、ってことで。

にしても。
子供の頃はもう少し大きいものだと思っていたけど開けてみて小さかったのにちょっと驚き。
昔のお雛さまは段飾りでも小さめだったよね。
年々大きくなっているのかしら。
この隣に出した段飾りは2畳分近くの大きさだもんな。

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2012年2月16日 (木)

「二月大歌舞伎」昼の部 新橋演舞場

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今月の演舞場は中村勘太郎改め六代目中村勘九郎襲名披露。
夜の部の口上も観たかったけど、ワタシ的にはこっちのほうが見所(ってか役者さんだけどw)が多いので頑張って昼の部。

歌舞伎十八番の内 
鳴神

鳴神上人に橋之助、雲の絶間姫に七之助。
相変わらず綺麗な七之助ちゃんです。
そして所化・白雲坊、黒雲坊が亀蔵と男女蔵。
亀ちゃん得意の笑いを取るパート。にしても所化と言ったらもっと若いよね。貫禄ありすぎw

新古演劇十種の内 
土蜘

勘太郎改め勘九郎ちゃんが土蜘蛛の精。
チラシに使われている写真が昼はこの土蜘蛛の僧に化けているときの姿。夜は鏡獅子の小姓・弥生。
僧智籌に化けているときの去り際、花道で見得を切る時の目つきが凄かった。
後半土蜘蛛の精で現れたとき、口をあけたら舌まで色が付いていてびっくり。口の中が真っ赤でしたよ。

今回は襲名披露ということで配役がやたらと贅沢なのですが、この狂言も凄い。
冒頭にしか出てこない頼光の三津五郎、侍女・胡蝶の福助、保昌の橋之助。
そして間狂言の番卒はなんと仁左衛門さん、吉右衛門さん、勘三郎。

後半の土蜘蛛退治に行く四天王に児太郎ちゃんと国生ちゃんがいるのですが。
実は前に児太郎ちゃんを見たときに感じたダイ○ン疑惑。
その後国生ちゃんを見たときにも感じてしまってsweat01
国生ちゃんは変声期(だと思う)で声が出にくいのかなぁ、とも思ったんだけど。
ま、5年先・10年先を楽しみにしてましょう。30過ぎても口跡の悪い某御曹司とかいるしねbomb

ところで。
この狂言は松羽目物なんで後ろに唄方・糸方・鳴り物がいたんですが、なぜか小鼓が椅子に座ってて。
ワタシが舞台を観るとちょうど目の高さに傳左衛門さんがw

天衣紛上野初花
河内山

仁左衛門さんの河内山宗俊が花道に登場したとたん周りのオバサマ方からため息w
確かに相変わらず姿がいいヒトです。

我儘殿の松江出雲守に勘九郎。
殿に目をつけられる腰元に隼人くん。
その母・質屋の未亡人に秀太郎、その後見・和泉屋に我當。
松島屋三兄弟勢ぞろいの図。これまた贅沢。

隼人くんは化粧の所為なのか、浅草の若衆姿のほうが可愛かったような。
顔立ちは綺麗なんだけど男顔なのかな。
勘九郎ちゃんのやたらキレる殿が終始おっとりした態度を崩さない河内山と好対照。


画像は本日の組み合わせ。
英哲さんのときと同じ大島に織のしゃれ袋帯。左上の鹿の子は半襟。
これに椿の羽織。

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2012年2月14日 (火)

田中啓文「獅子真鍮の虫」 読了。

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田中啓文 読書強化月間(と言っても暮れからだけど)シリーズw
事件を解決するジャズマン・永見緋太郎シリーズの第3弾。
と言っても前作から時間が経ってるので思い出すのに時間が掛かったワタシ。出版そのものが3年ほど空いてるのに、それから遅れて読んだからsweat01

田中啓文氏は以前からジャズエッセイを書いたり、日記などでもライブハウスのことを書いたりするほどのジャズファン。ご本人もテナーサックスのプレイヤーでもある。なので連作短編集の本作は各巻末に関連したジャズプレイヤーのCD情報が載っている。
つい先日には「聴いたら危険!ジャズ入門」という著作を出版したほど。

このシリーズの主人公・永見緋太郎は、この間まで読んでいた「笑酔亭梅寿」シリーズの梅駆とは違ってジャズ(サックス)のことしか頭に無いある意味まっすぐな性格。ま、思い込んだら融通が利かないという点では梅駆と似てるような気がするキャラですが。

にしても、ジャズと落語。
一見関連のないような趣味ですが、彼の中では繋がっているんだろうな。
きっと他にも表に出していない趣味とか持っていそう。
この引き出しの多さが田中啓文の面白さなんだと思うし。
だって梅駆と永見緋太郎と馬子ですよsign01
梅駆も永見緋太郎も一応シリーズ完結らしいので、ちょっと寂しい気もするけど、次にどんな引き出しが開くのか楽しみでもあります。

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2012年2月 5日 (日)

東京フィルハーモニー交響楽団「響きの森クラシック・シリーズ vol.39」 文京シビックホール

Image_pdf

山本直純 「マグマ大使」のテーマ
山本直純 NHK大河ドラマ「武田信玄」テーマ曲
メンデルスゾーン(山本直純 変曲):ヴァイオリン狂騒曲「迷混」より
ベートーヴェン(山本直純 変曲):交響曲45番「宿命」より

杉ちゃん&鉄平 with東京フィル:スペシャル・ステージ
剣のずいずいずっころばし(ロングヴァージョン)
アイネ・クライネ・3分クッキング(ロングヴァージョン)
美しき青きドナウ河のさざなみ殺人事件
扁桃腺上のアリア
日本舞曲第五番
暴れん坊ウィリアム・テル(フルオーケストラヴァージョン)

休憩

ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調「運命」op.67

ついにスギテツが東フィルと共演sign03
サブタイトルが「ユーモアに満ちた休日のひととき ~ある音楽家の横顔~」。
山本直純の特集でスギテツはゲスト。

最初の2曲(オヤジホイホイsign02)が終わったところでスギテツ登場。
いきなり前日の下合わせでMCを任されたwとかで指揮の広上氏と解説。
下合わせで広上氏もコンマスも鉄と判明したそうなw
なのでここでいきなり踏み切りネタ披露w
スギテツは今日は黒燕尾服。
広上氏、杉ちゃん・鉄平ちゃんと二人を呼ぶ。公式の場で鉄平ちゃんをこう呼んだヒトは初めて・・・かも。
で、その鉄平ちゃん緊張してるようで堅い。
ま、本人が純クラッシックを弾くとむちゃくちゃ緊張すると言っていたけど、今日はそれに加えてハコが大きい、フルオーケストラと緊張する要素満載だしw

ヴァイオリンソロの「迷混」(そもそもこれがメンコン+チャイコンなので間違えそうだしね)を弾き終わってちょっと緊張がほぐれた・・・かな、と思ったけど「剣のずいずいずっころばし」と「アイネ・クライネ・3分クッキング」と続けてロングヴァージョンで走る走る。
3曲目でやや落ち着いたか、って感じ。
鉄板のパトカーと救急車の解説に加え、暴走族の取締りもここで演奏。
このところ定番になった「扁桃腺上のアリア」は今回も浅田美代子が一番受けてたsweat01

最後の「暴れん坊ウィリアム・テル」(アルバム「クラッシク侍」では"序曲「暴れん坊将軍」"というタイトル)はフルオーケストラで。
これがまぁ、凄かったsign03 アルバムでは金管が入っていたのでライブではほとんどしない(出来ないsign02)貴重な曲をたっぷりの金管と共にティンパニは入るわ、ストリングスてんこ盛りだわ。
杉ちゃんが正月休み返上でスコアを書いたそうですが、これでその苦労も報われたのではhappy01

終演後、コンサートチケットの前売りがあるとのことだったので探しに行ったら、なんと既に売り切れsign01
休憩中に売り切れたそうですよ。CDも全部売り切れ。
どのくらい持っていったのかは知らないけど、関心を持ってくれた人が多かったようで嬉しいですねぇ。(なぜか関係者モードw)

あ、鉄平ちゃんは超緊張してたけど、可愛さはいつもどおりでしたわheart04 娘に「結局なんでもいいのかっ」と突っ込まれましたけどsweat01

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2012年2月 3日 (金)

演奏活動40周年記念 林英哲コンサート2012 『 五輪具─あしたのために─』 世田谷パブリックシアター

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一昨年のサントリーホールでのコンサート以来、久しぶりの林英哲。
サントリーホールで足を引きずっている姿を見た所為か、英哲さんの舞台はますます一期一会と思えるようになった。
今回は40周年記念と言うことで昨日・今日、明日の休みを挟んで土曜・日曜の4回公演。
なんと今年還暦だそうですが、この舞台を連続してするなんて信じられないsign01

セットリスト
1. 五つの光景2012
2. 三つ舞
3. 海の豊饒
4. モノクローム
休憩
5. 天真北斗
6. 七星
アンコール 太鼓打つ子ら

今日は何時に無く撥が折れる日だった。
一曲目で英哲さんの直径5㌢くらいありそうな大太鼓用の撥が折れたのを皮切りに、風雲の会メンバーの団扇太鼓の細い菜箸みたいな撥も折れて飛んだ。それも複数回。

前半最後の「モノクローム」は特に圧巻sign03
風雲の会メンバー6人とのアンサンブルは全身を包み込まれる。
パブリックシアターで英哲さんとか鼓童を聴くと音が後ろや横で跳ね返ってくる感じがあるので特にそう思われるのかも知れない。

3曲目だったか下駄を履いて団扇太鼓&下駄でリズムを刻んだのは今回初見。
歌舞伎だと舞台の上に台を重ねるけど、あんな風に下に空間を入れるともっと響いて良かったかも。
以前、筝を打楽器にしてたのを見た事があるけど(奏者としてはちょっとむっとした)、その後見ないのであれはその場限りだあったのね。
今回の下駄は定着するのかなsign02
私は面白いと思ったんだけど。

そして、風雲の会。
今回は英哲さんのソロが冒頭一曲だけだったので風雲の会メンバーをじっくり観たけど、背中もなかなかいい感じになってきましたな。
まだ英哲さんの筋肉の上には皮膚だけ、ってのには追いつけないけど、前のようにぽちゃっとしてなくて明らかに背筋が感じられる背中になってきた。
特に大太鼓は腕だけでなく全身で打つからね。

画像は本日の組み合わせ。
長着は大島の変わり縞、帯は梅のしゃれ袋。帯揚げは東雲色、帯揚げはモスグリーン。
これに別珍の生成りの足袋、更紗の羽織。
梅はちょっと遅いんだけど、今年は開花が遅れてるみたいだし今シーズンまだ締めてなかったので。

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