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2010年12月 7日 (火)

「林英哲 ソロコンサート2010 月山Ⅱ」 サントリーホール

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サントリー美術館からサントリーホールなんて目と鼻の先なのにミッドタウンを出て外苑東通りに入るまでが激込み。さすが12月。

アークヒルズは京都館が移転してから来た記憶が無いので久しぶり。
月曜日にもかかわらず、ホールは8割ほどの入り。さすがに英哲さんのソロ。

一部のオープニングは聲明と大太鼓。
パイプオルガンの前に袈裟姿のお坊さんが並ぶ。ちょっとシュールな光景。

いつもの締太鼓と宮太鼓を丸く並べたのに、団扇太鼓と銅鑼・鉦を入れた構成。
最後の「密舞」ではインドネシアあたりの竹の木琴(竹琴?)や金属(もしくはサヌカイト?)をぶら下げた木琴のようなものも使用。
今日は太鼓は英哲さん一人で風雲の会メンバーは出ないので、舞台を満遍なく回るように装置が上下になっていたり太鼓がいろんなとこに置いてあったり。

休憩後の二部。
1曲目の「シャコンヌ」でパイプオルガンとヴァイオリンとの共演。サントリーホールならでは、ですね。
これがもう凄かった!
10月のアジア音楽祭で英哲さんと芸大の邦楽科の三絃や筝と共演した曲があったけど
「アジア音楽祭 2010 in 東京」 東京芸術劇場 ここの頁に詳細が書いてあります。
あの時思った不満点が全部クリアされてるの。しかも凄い。
後からリズム楽器を加えたとは思えないほどの完成度。最初からこの構成でアレンジしてあったかのようですよ。

冒頭でこんなのしちゃって、後はどうするよsign02と思ったところで、
2曲目の「散華」。
こちらは迦陵頻伽聲明研究会メイン。
知恩院の奉納歌舞伎の時にも聲明の「散華」をしたのですが、あちらは30人以上の団体、こちらは5人。
で、知恩院は浄土宗、こちらは真言宗なので違いはある・・・んですよね? 
正直、違ってるのかどうかわかってないんですけど。sweat01

3曲目。「日の太鼓、月の太鼓」。
大太鼓ひとつでの演奏。
英哲さんといえば黒の衣装、というイメージが私にはあるんだけど、今回は三宅一生デザインで一部では黒(といぶし金)、二部は白(と銀)の衣装。
短めの袴の裾から見えるふくらはぎは白いままなのに、肩から背中に掛けては見る見るうちに桜色に染まっていく。
途中、休憩が20分あったとはいえ、一部・二部ともに一時間を出ずっぱり。
鬼気迫る演奏が終わったあと、なんか英哲さんの様子が変。普段なら片膝を折った姿勢でお辞儀をしてくれるのに、太鼓に寄りかかるようにして立っている。ソロの台が高さ1mちょっとくらいあったんだけど、降りられずにお弟子さんが踏み台を持ってきて抱えるように補助。
どうも左足を傷めた様子。そのまま引きずって退場。
しばらくして始まったアンコールでは団扇太鼓と唄だったので足に負担は掛からなかったようで、最後はいつもの片膝を折るお辞儀をしてたけど。
単にふくらはぎが攣ったとかならともかく、筋でも傷めると大変なのでご自愛くださいね。

コラボの舞台だと物足りないので、ソロは嬉しいけど、英哲さん一人で2時間って凄すぎだと思うわ。
今度は風雲の会も入って適度に休んでくださいな。


画像は本日の組み合わせ。
格子の小紋に伊勢型紙の名古屋。羽織は更紗。
これに藤色の鹿の子絞りの半襟、小桜模様のベージュピンクの足袋。

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