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2010年10月22日 (金)

「ファンタスティック」 シアターコクーン

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珍しくもミュージカルを観に行ってしまいました。
しかも優先予約のなかでも一番早いであろう主催の優先で取って、何の考えもなく一番いい席を選んだらステージシートだった。つまり舞台上の仮設シート、一番前。sweat01

この舞台を知ったのは、舞台を観に行くと渡されるチラシのなかにやたらあったことと、ACTシアターの優先予約メールで。
そう言えば、シアターコクーンも割りと行く場所だし、ACTシアターも割りと行くし、その意味で重なってるのよね。
で、なんでチケットを取ったかと言うと。
演出が宮本亜門だからでも、鹿賀丈史だからでも田代万里生だからでも、ましてや神田沙也加だからでも無く。
矢部太郎ちゃんが出るからww
イマ、彼が何をしてるかとか全然知らないんだけど(TVってほとんど見ないし。バラエティは特に)昔々の「進め!電波少年」(だったけ?)と言う番組でいきなり知らない外国に放り込まれ、その國(場所)の言語を習得し、スタンダップコメディで地元の人を笑わせないと帰国できないと言う企画に挑戦している彼を見て以来、彼の誠実さ(それがもしTV向けに作ったものであるのなら益々素晴らしい)やおどおどしながらも以外に自分の主張を通してしまうような彼のキャラクターが面白いと思っていたから。
彼は舞台でどんなことをするのか凄く興味があったのよ。
あのキャラクターが彼の素地でも、それはそれで面白いのではないかと。(それを活かせる演出家でないと駄目だけど)。

舞台は昨日(21日)のマチネを観て来たんだけど、ちょうど真ん中辺でこなれてくる時期でもあり、中だるみの時期でもあり。
鹿賀丈史はちょっと音程があやふやだったり、高音部が出にくかったり。疲れがこの辺に来てるのかな。
田代万里生は唄の安定性はさすがに一番。動きも問題なくいかにも育ちのいいお坊ちゃん、って感じ。
神田沙也加は動きはともかく、唄の発声がイマドキの若い歌手特有のカエル声。唄い方が母親に似てるような気がする、しか感想なし。
斉藤暁、脇役として的確な演技。モト冬樹、可もなく不可もなく。
二瓶鮫一、「老いたシェークスピア役者」と言うブロードウエイならずともいろいろ意味ありげな設定。「言葉」が一番染みる。
矢部太郎、いい意味で彼のコンプレックスが活かされた役。いつ見てももの凄い猫背なんだけどあの姿勢の悪さも役作りsign02
蔡暁強、今回の最大の収穫sign01 初めて観た人なのですが、武漢出身で劇団四季にいた人とか。
科白の無い役で、ある意味この物語世界を上から見ている「神の視線」の人物と言う役柄なんですが。
動きがしなやかで贅肉のない綺麗な筋肉。ちょっと小柄だけど、いたずらっぽい可愛い表情でちょっと私は「真夏の世の夢」のパックを思い出してしまった。彼が事あるごとに金銀の紙ふぶきを撒き散らすのが重要なモチーフなんですが、まるでティンカーベルの杖で広がる光のようでしたわ。私たちの頭上まで降ってきたけど。sweat01

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