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2010年10月28日 (木)

「総本山知恩院奉納歌舞伎」 総本山知恩院 御影堂

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法然上人800年大遠忌記念とかで行われた奉納歌舞伎。
演目が聲明と歌舞伎舞だったので思い切って遠征することに。
その後、↓が期間が重なることがわかってダブルになったけど。

会場は普段公開されていない(よね?)御影堂。
前方は畳の上にお座布団。後方は敷物を敷いてパイプ椅子。
普段の歌舞伎の観客とはちょっと違う感じだな、と思っていたら聲明に出るお坊様は知恩院の式衆会というところに所属している方々で知恩院の末寺のご住職とからしい。なのでその関係の方々もかなり居たらしく。

控えめにライトアップされた堂内は厳かで美しい。
もし普段堂内を拝見する機会があったとしても梁の彫刻や天井までは明かりが届かないからここまでは見えなかったでしょう。それだけでも来た甲斐があったわ。

 六時禮讃と伝承聲明
浄土宗の聲明は初めてだったんだけど、法衣はお揃いにしているのでしょうか?
法衣の色って決まってるんだよね? 身分に寄って。
頂いた冊子に載っていた記載によるとお揃い(細部は違う方もいたけど)の方々は大衆と言うポジションらしく。
モスグリーンでオレンジっぽいラメの入った綺麗な法衣にオレンジっぽい袴、錦織の袈裟。
聲明を聞いてると意識がふわっとしてきて気持ちよくなることが多いんだけど、今回はお堂に広がる声がとても心地よく。
舞台は壇の前に左右いっぱいに作った廊下と正面に真四角の舞台。
で、舞台の三方から見る形だったんだけど、席が左側の横だったので、下手の廊下に座った雅楽の詳細が良く見えました。この雅楽の方々も知恩院の所属らしく。間近に観られて面白かったですわ。

 黒谷
團十郎が入院中に書き上げた(筆名・三升屋白治)新作。
源平の壇ノ浦の戦いの後、出家した熊谷次郎直実と敦盛、小次郎直家との因縁話。
直実が出家したのが法然のもと、と言うことでの演目らしい。
直実・出家して蓮生が團十郎、敦盛と直家二役が錦之助、敦盛の許婚・織姫が壱太郎。
灯りを落として演じられたので、江戸時代の歌舞伎を彷彿とさせる雰囲気でした。

 島の千歳
藤十郎の舞。
白拍子姿と聞いていたんだけど、途中で早替りをするためか内掛け姿の上に水干を着て烏帽子姿。
女形化粧をするとさすがに扇雀さんとよく似ている(ってか扇雀さんが似てる)なぁ、と改めて思いましたわ。

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御影堂には普段あまり灯りがないようなんですが、幕間に外に出たら階段の段一段ずつに灯篭がおいてあって幻想的でとても綺麗。電源が少ないせいか蝋燭の灯篭でしたよ。

このイベントは昨日・今日2日間なのですが、昨日行っておいてよかったわぁ。
今日はもしかして朝から雨・・・ですよね?

で、2枚目の画像は昨日の組み合わせ。
青と緑系紬にちょっとしか見えてないけど辛子色の小花模様の半襟、帯揚げは東雲色、帯締めはくすんだ緑と白の矢羽根模様。流水に紅葉の帯留。帯は帯締め模様。出るときはこの上から更紗の羽織を着て。
急いでいたので着てから写メ撮りました。普段と写り方が随分違うわ。

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