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2010年10月 7日 (木)

「アジア音楽祭 2010 in 東京」 東京芸術劇場

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ウチの師匠絡みの出し物があるので(本人が出ているわけではない、ってか余り詳しく書くと身元がばれるしww)、それ以外のものは予備知識無しで行った。

実は東京芸術劇場は初めて。
出来てから10年以上は経ってるよね?>全く根拠はないけど。
にしても、池袋西口と聞いてたけど、西口公園を横切って入るのね。
そして西口公園付近は相変わらずガラが悪い。この付近の出身及び池袋発着の私鉄沿線(西武と東武ね)に住んでたヒトは中高生の頃、一度は言われたんじゃないかと思う「西口公園やロサ会館の辺りは行ってはいけない」と。そもそも西口なんか降りる用事も無かったし。

ホテルメトロポリタンを見て思っちゃったよ、「旺角のランガムプレイス(朗豪酒店)と一緒だな」って。
メトロポリタンは中は知らないけど、きっと同じだわ。ホテルだけ別世界で外に出るとガラの悪い地域ってのがww

他のイベントやコンサートには行けなかったんだけど、東京藝術大学の奏楽堂での演奏なんて聴きたかったなぁ、そもそも奏楽堂って見学は出来ないんだよね?確か。イベントがないと駄目なのかぁ。

で、今夜はフィナーレで邦楽のみ。
今回の演目と感想。

「みだれ」生田流筝曲
本手・替手それぞれ10数名づつの演奏。
大ホールは正面にパイプオルガンがあって舞台上の吹き抜けがとても高いんだけど、音が綺麗に抜けていく感じ。

「静破」都山流尺八
オーストラリアの作曲家の作品。
尺八一管のみの演奏。上でも書いたようにこのホールは音の響きがとても綺麗。
曲はまぁ、ある意味典型的な現代曲。

「仿臨原本」山田流筝曲
香港の作曲家の作品。
世界初演と言うことなんだけど、この曲はそもそも筝曲なのか不明。
何故そう思ったかと言うと演奏を聴いていて筝独特の奏法(すくい・はじき・あわせ)が全く無いので。
作曲者の紹介欄にも香港大学の准教授とあるだけで、専攻がなにか書いてないし。
経歴に邦楽というか筝と関連が無いんだよね。
曲そのものは聴いてて気持ちいいメロディで宇宙とか広がりを感じるような。
でも、管弦楽で演奏しても良いし、中樂團で演奏してもいい感じ。

「琉球民謡による組曲」生田流筝曲
普通の十三弦の筝に加え、二十弦、三十弦の筝と尺八の総勢50人ほどの演奏。
聴きなれた沖縄音階とメロディのモチーフが追いかけるように登場。

「秋篠寺」山田流筝曲
唯一の唄物。唄方と筝と尺八に加え弦楽四重奏。
次の曲を聴いてたときに弦楽四重奏のメロディがよく似てるなぁ、と思ったらアレンジが同じ人。
普段古曲を弾いているし聴いているせいか一番落ち着く。「みだれ」は曲はともかく普段と比べると人数が多すぎるような気が。

「飛天遊」和太鼓協奏曲
以前、英哲さんのコンサートで聴いた覚えがあるのですが、本日は邦楽合奏版の初演。
舞台奥真ん中に英哲さんと大太鼓。
左右にティンパニ・小鼓・大鼓・締太鼓。その前に三味線・尺八・笛(横笛)・笙。一番前に筝、左右にチェロ・二十弦・三十弦。総勢70人以上!
もう舞台からはみ出しそう。
で、感想ですがなんで新曲って弦楽器を打楽器として使うかなぁ。元が「和太鼓協奏曲」の所為sign02
同じ弦楽器でも擦弦楽器(ヴァイオリンとか二胡とか)は同じ音を長く伸ばせるけど打弦楽器(ピアノとか古筝とか筝とか三味線とか)は同じ音を伸ばせないからトレモロ奏法しかないんだよねぇ。
山田流に新曲が少ない(ようなイメージがある)のはこの所為かしらsign02

クライマックスになると英哲さんの和太鼓と全ての楽器がおなじリズム(メロディではない)を刻むので楽器の音色の区別が付かないsign01
筝とか三味線とか笙とかメロディを担当すれば良いのに。そうでなくても各々がソロに近いパートがあればそれそれの音色が楽しめたのに。三味線なんて筝と同じパート・同じメロディだからとても聴きにくくて残念だったわ。
なんで居るのかわからないもん。

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