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2010年6月 1日 (火)

「歌舞伎囃子 音と舞踊の魅力」 日経ホール

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今回の三響會は歌舞伎音楽なので亀井広忠の出演はなし。その代わりと言ってはなんですが、ご兄弟のご母堂であり師匠である田中佐太郎氏がご出演。最近妙に気になる間でお話になる解説トークに嵌りつつあるんですが、そのトークでご母堂と同席で演奏するとご母堂の演奏が始まったとたん視線が一斉にご母堂に集中する、哀しくもありさすがでもあり、と。
確かに小柄な方なのにオーラが違うと言うか迫力が違うと言うか。

今回第一部は歌舞伎の黒御簾音楽。つまり下座の御簾のうちで演奏している鳴り物の解説と演奏。
大太鼓の効果音、雨と雪しか意識してませんでしたよ。確かに言われると聞き覚えのある音ばかりなんですけどね。圧巻だったのは簡単な打ち合わせで笛と三味線、鳴り物がぴったり合う効果音メドレー。
でも、この日の一番はトークで言ってた「黒御簾のうちは六畳より狭いくらい。で、その中に多いときは20人近い男がみっしり詰まってる。」 帰り道、娘と2人で「六畳に男20人」と何度と無く呪文でも唱えるようにつぶやいてしまいましたわ。ww

第二部は長唄の「羅生門」と「綱館」。
「羅生門」は渡辺綱が鬼退治に出かける話、「綱館」はその鬼が切られた腕を取り戻しに来る話。
両方ともよく知られた話だけど、長唄では綱が退治しに行く鬼は羅生門に巣食ってるという設定。でも唄の中できちんと「茨城」と言ってる。渡辺綱は確か茨城童子を退治しに山へ行ったような気がしてたんだけど。大江山の酒天童子とごっちゃになっちゃったのかなぁ。

で、綱を愛之助、茨城を亀治郎。
素舞なんだけど、女に化けて館に入り込んだ鬼が正体を現すところなんか表情ががらっとかわってさすがです、カピバラ殿。
唯一残念だったのは、戦いの盛り上がるところで鳴り物や演奏も大きくなるので唄が聞き取りにくくなってしまうこと。ツレで3人でも駄目なのね。音響の設計の所為かしら。
会場になった日経ホールは去年杮落としと言う新しいホールで客席は見やすいし、ゆったりしてるし大きさもちょうどいいのでとても残念。


画像は本日の組み合わせ。
前回と同じ長着に違う袋帯。色がちょっとピンクっぽく写ってるけど実際はほとんどベージュ。
単衣の長着は少ないので今頃は着回しが多い時期ですわ。sweat01

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