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2009年7月16日 (木)

「七月大歌舞伎」夜の部・歌舞伎座

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月曜日に彫金に行く途中、お天気はいいし海は人がいっぱいだし、これで梅雨が明けてないなんて変だなぁと思ってたら明けたそうで。 で梅雨明けのやたら暑い中出かける。 昨夜の天気予報で35℃の猛暑日なんて言葉が出てきたのでびっくりしたら、これは群馬あたりのことだったようで。 それでもそれなりには暑かったけどね。


「夏祭浪花鑑」
いかにもこの時期にふさわしい。
衣装も夏物だし、小物に団扇だの扇子だのと。 勘太郎のお辰が絽の色無地(黒)だったんだけど、襦袢の袖がなくて腕が透けて見える。大きく衣文を抜いた着付けといい、これは「色っぽい」と言う設定のためなのかしら。

確か以前の中村座公演の時にも勘太郎はお辰役だったそうだけど、先週観た昼の五重塔の十兵衛とは全く違うキャラをきちんと演じ分けてるし。 次の亀姫役も含めて。 巧くなったよねぇ。

海老蔵は先週思った台詞回しはあの芝居が現代劇(昭和に出来た現代歌舞伎で舞台が現代、ってか時代不明)のせいとわかったけど、私の好みから言うと黙って型を決めているのが一番良いな。姿は良いけど声がちと。そう言えば若い頃の(先代・海老蔵の頃の)團十郎の声も好みじゃなかったし。


「天守物語」
こちらは昼の「海神別荘」と違って現代歌舞伎だけど時代物なので衣装はオーソドックス。
登場するのはほとんどが「人ならぬもの」ですけど。
そう言えば、玉三郎が好きと言っている鏡花三部作は全部主人公が「人ならぬ妖」ですね。
ま、ある意味玉三郎にはとても似合う役ではあります。

前の「夏祭浪花鑑」では今ひとつ見せ所のなかった獅童さんですが、こちらの朱の盤坊は美味しい役ですね。
なにしろ、赤鬼だし見せ場はあるし。

玉三郎は儚げな姫が似合いすぎ。 あの華奢な姿は生まれ付きだけでなく努力も凄いのでしょうね。
唯一問題な背丈も相手が海老蔵だと全く問題ないし。
この二人が寄り添っている姿はほんとに絵になりますわ。


画像は本日の組み合わせ。
蜻蛉柄の紗小紋にシャーベットオレンジの名古屋。ガラスの帯留。
写ってないけど、今日は足袋も蜻蛉柄。

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コメント

周太太さん
ご無沙汰しております。
「七月大歌舞伎」夜の部の『天守物語』同じ回に私も見てましたよ!
尤も、私は一幕見の天井桟敷でしたが。
日本の古典芸能(出し物が鏡花では古典と言い切れないかな)に全く疎いので、ちったあフィールドワークしようと思った次第ですが、
それにしては偶然です。

投稿: kobayashi | 2009年7月18日 (土) 05時38分

あいや、小林さんもいらしてたんですか。
3階、幕間に行きましたよ。時々鯛焼き見に行ったりカレー食べたりしますので。

鏡花ものってちょっと歌舞伎っぽくないと言うか、新派っぽいんで入門篇としてはわかりやすいんじゃないかと。
ま、ワタクシとしては長唄お囃子連中がずらりと並んだ古典中の古典ってのも捨てがたい魅力があると思うんですけど。

歌舞伎座のあの雰囲気も来春までなのであの劇場を見るだけでも価値があるんじゃないかな。

投稿: 周太太 | 2009年7月18日 (土) 17時57分

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