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2009年6月

2009年6月30日 (火)

黄秋生國際影迷論壇のことと、Laughing哥のことなど。

まずは黄秋生國際影迷論壇の件。
香港の迷からメールが来ていろいろ話してたら、論壇を作りたいんだけど、と。
で、リンクしたいんだけどいい?ということなので黄秋生飯店トップ頁のリンク許可。
中文の論壇(BBS)なので日本人迷が少ないのでよろしくね、との事なのでよろしかったら中文の練習もかねて行って下さると嬉しいです。
http://anthonywong.5d6d.com/bbs.php

その2はLaughing哥こと天華。
苦節20年、このまま無線の中堅どころの地位を固めるのかと思ったらいきなりのブレイク。
ほかの事でyou tubeに行ったついでに検索掛けてみたらいっぱい出ましたわ>Laughing哥。
この間の古巨基演唱會のゲストで歌ってるのや林峯演唱會で歌ってたり踊ってたり。
動画は全部一般観客が撮ってupしてるようなので倫理上、リンクはしません。

私は個人的に踊ってる彼が一番好きなので、林峯の演唱會はライブ版が出て天華が収録されてたら買っちゃうかも。ドラマでの彼もいいけど、やっぱり舞台に立ってるときが一番嬉しそうな顔してるしねぇ。

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2009年6月25日 (木)

「六月大歌舞伎」夜の部・歌舞伎座

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朝からやや強めの雨だったのでどうしようかと迷っていたら、お昼過ぎに雨が上がって出かけることには晴れ間まで。これはきちんとして行けということだろうと急いで着物の用意。そろそろ暑いからお襦袢は麻に、と思って出したら半襟が付いてなかった。orz ま、次回回しと言うことで今日もうそつきで。でも絽だとやっぱり透けるような気がするのよね、特に腰周りとか。

本日の出し物。
「門出祝寿連獅子」
幸四郎の孫、染五郎の息子の初舞台ということで連獅子のアレンジもの。
清涼山の獅子に孫獅子が生まれたとの報せに使いを出す大名。その大名に報告に戻る親子孫。染五郎に手を引かれて花道から登場し3人で連れ舞を披露。金太郎はなかなかカンがよさそうです。
で、この場面後に初舞台ご挨拶。吉右衛門やら福助やら親戚一同という感じ。
その後場面変わって清涼山。親子孫の獅子の舞。リズム感やら勘所を押さえているのは血筋なんでしょうかね。
可愛い顔立ちなんで姫を演らせたいわぁ。

「幡随長兵衛」
幡随院が吉右衛門、水野が仁左衛門。昼の女殺油地獄に気を取られて夜の部に出るのかどうかも気にしてなかった仁左衛門さん、意外なところに登場(と勝手に思ってる)で嬉しさ倍増。ww

で、冒頭の劇中劇。さすがに科白がわかりにくいわぁ。
この演目だと幡随院が客席通路通って舞台に上がったり、若い衆も通路を駆けたり演出が面白いよね。
今日は前のほうだけど上手寄りだったので花道が遠いのが残念だったけど。

「梅雨小袖昔八丈」
髪結新三が幸四郎、弟子の勝が染五郎。 大笑いさせてもらいました。
大家役の彌十郎がよかったですねぇ。新三とのやり取りなんか阿吽の呼吸で素晴らしいこと。


ところで、今日の舞台撮影が入ってました。NHKで放送するのかな。

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2009年6月24日 (水)

倉阪鬼一郎「深川まぼろし往来」読了。


深川まぼろし往来

彫金は午前午後のクラスを2つ通しで行くので、いつもお昼休み用に本を持参。
最近、倉阪鬼一郎氏の本が多いような気がするのは出版数が多い所為かしら。 ま、あまり重い本(内容的にも重量的にも)は読めないので軽めの本(前に同じ)にするとたまたま重なるのかもしれないけど。

で、「深川まぼろし往来」
田舎の小藩の武士・鷲尾直十郎がある事件が元で出奔し、江戸で浪々の暮らしを始めるが。
その後の意外な成り行きに、ありかこれsign02とか思いながらも一気に読んでしまった。
捕り物帳が好きな人(ってかあのシュチュエーションが受け入れられる人)にはなんの問題もなく受け入れられるお話かと。
逆に言えば、江戸での出来事に疑問を持ったりする人は、すんなり入れなくて駄目じゃないかなと。
私は面白かったけどね。
双子の蕎麦屋のネタとか。ww

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2009年6月20日 (土)

秋生哥ゲスト出演 方皓玟「Table For Two」MV

4月の中ごろにMV撮影の記事が出ていたので、そろそろ落ちてるかとyou tubeを探してみたらとっくにありました。
ギターを弾く姿は好有型ですけど、指先アップのシーンはプロ・・・だよねsweat01
ま、久々の(?)正統派イイ男モードなので細かいことは気にしないことにしましょう。heart04

で、歌手の方皓玟というヒト。
どんなヒトなのかと思ったらパコさんとこの所属なのね。正東って許志安はまだ所属してたっけ?
その許志安の映画「給他們一個機會」の挿入歌とか歌ってたんだ。その辺での繋がりなのかしら。


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2009年6月18日 (木)

「NINAGAWA 十二夜」新橋演舞場

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なんか最近「中華」じゃなくて「歌舞伎」Blogになってるような・・・。 いくらこの先数年お休みになるからって言っても、毎月ありえないような演目をありえないような配役で出すってどうよ>歌舞伎座。

で、今日は歌舞伎座ではなくて新橋演舞場。
かのNINAGAWAのシェークスピアシリーズ(に入るのか?)。 蜷川演出のシェークスピア劇はなぜか埼玉で上演が多くて(浦和の「彩の国劇場」?だっけ)なかなか観に行けないんだけど。

今回は歌舞伎版「十二夜」。
このタイトル見るとちらっと陳奕迅と張柏芝の映画を思い出すな。ま、あれもタイトルだけ一緒で中身は関係ないけど。4年ほど前の初演は観にいけなかったんだけど、今回はロンドン公演を経ての再演なのでいろいろ変わっているらしい。

見所はなんと言っても菊之助演じる男女の双子、斯波主膳之助と琵琶姫。
冒頭の難破場面は早替りの連続。
実は菊五郎も道化役の捨助と丸尾棒太夫と二役をしてるんだけど、早替りはなし。
あ、丸尾棒太夫は髭がある所為かちょっと見た目が筒井康隆っぽいような。

シェークスピアって女性キャラの男装が良く出てくるような気がするんだけど、今回のは双子の片割れが男装するので双子の兄とそっくりになってややこしい、という。
それとサイドストーリー(笑いパート)が姫の叔父、腰元、当家の使用人で演じられるんだけど、キャストが叔父役が左團次、腰元が亀治郎。
左團次さんは至極真面目な顔をして妙なことをおっしゃる「素」でもおかしい方ですし、亀治郎はどうも一昨年の大河ドラマ以来「カピパラ殿」が頭から離れないんですけどbomb、今回の腰元・麻阿はもうはじけっぷりが凄い。
今日は2列目といういい席だったんだけど、小芝居が凄い凄い。場面転換で引っ込む前とか悪巧みの表情とか。笑わせてもらいましたわ~。

蜷川演出では舞台装置も話題になるけど、今回の舞台もマジックミラーのような装置。舞台奥が鏡で最初は自分達が見えて、後ろに明かりが入ると透けて見える。
で、ここでハープシコードと大鼓、小鼓での演奏。コーラス隊の子供たちは袴にマント、フリルのカラー(ザビエルの襟)。遣欧少年使節団のいでたちですな。
下座の鳴り物も普段は三味線と鼓と横笛位なのに、今回はハープシコードとあれはなんて言うんだろう、トライアングルのような金属で短いのから長いのを順にぶら下げてある楽器。端から手で流してシャラシャラ言わせるの。あれと、和楽器では筝が入ってた。主に琵琶姫のシーンで筝を1面で弾いてたので琵琶姫のイメージなのかも。


画像は本日の組み合わせ。
長着は木綿ででこぼこのあるサッカー地みたいな生地。(追記 阿波しじら)帯は絽。帯揚げも絽で帯締めはレース、帯留はトンボ玉とほぼ夏仕様。
昨夜がもの凄い雷雨だったので覚悟してたら今日はほとんど降りませんでした。ラッキーだったわ。

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2009年6月16日 (火)

栗本薫「遠いうねり」読了。


遠いうねり

グイン・サーガ127巻。
後書きの日付が4月29日なので、これが最後の後書きではないかと。
一時期「恐怖の後書き作家」と名乗っていらしたんですが、その後書きで「筋肉が落ちてしまって長時間キーボードを打てない」と書いていらっしゃる。入院先にもPCを持ち込んで執筆されていた方には書きたいのに物理的にそれが出来ない、と言うことがいかに辛かったろうかと。

本編はそのような状況を微塵も感じさせず、前巻でのパロの続きと後半はヨナのその後。
特にヨナの道中はいくらスカールさんが合流してくれたとはいえ、心配しておりましたから、とりあえず到着して一安心。
にしても、あと2巻と半分でこの世界のことを知る術がなくなってしまうのは本当に辛い、寂しい、残念なことです。

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2009年6月13日 (土)

倉阪鬼一郎「ひだり」読了。


ひだり

角川ホラー文庫の3冊目。
1冊目の「うしろ」のキム・イェニョン、2冊目の「すきま」の八神宇鏡と登場人物が重なったので、一瞬いよいよ「八神宇鏡シリーズ」開始か、と期待したのですが二人とも通りすがりキャラsign02

倉阪氏が茅ヶ崎に引っ越してきて以来、舞台も湘南近辺になるパターンが増えてきたようですが、前作「すきま」ではどう考えても友人宅近所が破壊されww、今回も壊滅的打撃を受け、そのうち湘南が死屍累々になりそうです。ww ま、海岸の明るいイメージに誤魔化されがちですけど、実は湘南と言われる鎌倉から大磯に掛けての海岸線って古い街だし、曰く因縁がある場所も多々ありますからねぇ。

この「ひだり」に出てくる神社も、その成立は昔ならあったことだろうし、祟り神を祭る御社は枚挙に暇がないほどですしね。
にしても、八神さん今回はいくら療養中の身とはいえ、その登場はちょっと。
途中ここでヒーローのごとく登場かsign01とか期待しちゃったわよ。
ぜひ次回作ではまたメインキャラで浄化していただきたいもんです。

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2009年6月11日 (木)

「桜姫」現代劇版 シアターコクーン

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Bunkamura20周年記念でコクーン歌舞伎のアレンジ篇?として作られた現代劇篇。

ま、舞台装置のプランが遅れたのか、それとも演出プランの問題なのか、チケット売り出し時には仮設席がきちんと決まっていなかったらしく。チケットが売り切れた頃になって新たに売り出し。しかも今回のチケットは歌舞伎会扱いは一般と同じ扱い。それもいろんなとこで優先予約した最後なので期待はできないなぁ、と思いつつ電脳に向かうもあえなく負ける。コクーンの優先も遅かったので初めのほうに出たチケぴのプレリザーブを取ったら案の定ひどい席。チケット代に手数料まで上乗せするくせに2階席ですよ。しかもここって中2階があるから実質3階席。それでも料金は同じ。bomb
行く前から腹立ちましたよ。やっぱりチケぴは出来うる限り避けよう。

で、今回は白井晃を楽しみにしていたんですよ、ワタクシ。
あの声が好みなもんで。そのナマ声を聴けるんですよ、そりゃもう楽しみでしょ。
ところが本日の白井さん、ちと科白噛む箇所が多かったような。sweat01 ナマ声はそりゃ素敵でしたけど。

で、「桜姫」って以前歌舞伎で観たときにぶっ飛んだ内容だなぁ、と思ったんですが、今回のように現代劇になると良くわかる。これってまるっきりSFですよね? 18世紀にすでにSF書いてたわけだ、南北って。
大竹しのぶと笹野高史が狂言回しに出てくるんだけど、楽屋落ち多し。笑えるけど。
勘三郎は新劇俳優の中である意味孤軍奮闘。最初口跡がちと重いかな、って感じでしたけどだんだん見ているうちにあの役には合ってるような気がしてきた。古田新太はまるであて書きのようにぴったり。白井晃は科白噛まなければ役柄はおっけー。
最後のほう、奥から前に向かって来る場面では、そのまま宙吊りで2階席まで飛んで来ればいいのに、とか思っちゃいましたよ。
そう言えば、休憩時間に近くの人が話しているのが聞こえてきたんだけど古田新太を知らない。勘三郎目当ての人なのかしら。ま、小劇場とか新劇見ないと知らないかも。

画像は本日の組み合わせ。
単衣の小紋に袋帯。角だしに結んだので帯揚げはなし。帯締めのトルコブルーは最近のお気に入り。

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2009年6月 9日 (火)

地道な作業。

昨日はあんなにいいお天気だったのに、一転今日は雨模様。
雨に濡れた紫陽花が元気そうです。

本日は彫金。
いよいよ、パヴェに挑戦すべくここ3回ほどは地道に洋彫の練習。ひたすら洋鏨の練習なのでずっと完成作品がない。
ほぼ5コマ(1コマ2時間半)の時間を費やして洋鏨で溝を掘る練習。
これがまたいつもの事ながら、まっすぐ彫れない。その上、和彫りは鏨に金槌をあてて彫るので前後に動かすんだけど、洋彫りは彫鏨を手のひらで握って手の力で押すのをなぜか横方向にするのよ。
つまり和彫の鏨はただの棒なんだけど、洋鏨には握りが付いているわけ。ちなみに鏨に刃をつけたり、刃の厚みや幅を決めたり、握りを取り付けたりは全部自分でします。全部先生に教えてもらったのをトレースしてるだけだけど、アレンジする能力もなければするほどわかってもいないし。sweat01
で、真横に動かすのが(私には)とても難しいので、ちょっと斜めにしちゃった。持ち方も少々自分流に。
基本は大事なんだけどねぇ。だけど基本と同じようにすると普段使ってない筋肉を使うから指が攣りそうになるんだもん。coldsweats02

延々彫の練習をしていたので、最初は単に荒らしてるんですか?って感じの彫が(つまり同じ線を彫って深くしていかなきゃいけないのにずれるから浅い線がいっぱい付く)続いたんだけど、だんだん同じところを彫れるようになってなんとか形になってきた。
ので、やっと次の段階である彫った溝と溝の間に横に鏨を入れて爪を作る作業に。
今日はここで時間切れになっちゃったんだけど、次回にはこの作業も終わる・・・・かな、と期待。
右手の人差し指が鏨を押してたんで痛いわ。指貫みたいなパッドでも作って行こうかな。

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2009年6月 7日 (日)

何もない休日。

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久しぶりに晴れた日曜日。どうも週末はずっとお天気が悪かったような気がするんだけど、単に週末雨が降るとそんなイメージになる所為かな。

大物の洗濯や雑誌・新聞の整理をしていたらあっという間にこんな時間。
この間の資源ごみの日に出し損ねたから部屋の隅に雑誌の山が出来てたのよ。
ま、整理したと言っても物置に移動しただけなんだけどね。この時期、雨が降ったりすると紙ごみは出しにくいよねぇ。なんか濡れると回収の人に悪いような気がして。

そんな中、昨日までの雨でご近所の紫陽花がどんどん綺麗になっていってます。
左は角の西洋紫陽花、右はコンビニ近くのお宅の額紫陽花。

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2009年6月 5日 (金)

6・4天安門から20年。

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今日は天安門事件から20年。中共政府では「動乱」扱いだそうですが。
装甲車の前に立ちはだかった青年、あの映像の衝撃は未だに薄れていません。
そして未だに事件を認めず「なかったこと」にしている中共政府。あの時からあの國は逆行を始めた、と私は思っています。

香港ではここ数年、建前の「1国2制度」がどんどんなし崩しにされていっているような印象を受けます。「返還」10年で教育も随分変わってきたようですし。
が、今夜、維園で行われた追悼集会には15万人が参加し(蘋果での数字)、急遽サッカー場2箇所を追加で開放したそうです。
先日、日曜日に開かれたデモも8000人が参加したそうで、一部では中共政府が香港の自由度アピールのために官製デモをさせている、と言う声もありましたが、少なくとも今夜集まった人たちはそれだけではないでしょう。

香港の自立を守るため、明日はわが身との意識が格段に強いからではないかと。
政治には無関心、といわれてきた香港人を目覚めさせたのも皮肉にも天安門事件でしたから。

あの時民主化に向かっていれば、大陸も香港も変わっていたことでしょう。
結局中国共産党は共産主義ではなく、単に中共王朝が興っただけのことなのですね。
なんのことはない、中身は19世紀のまま、清王朝が中華民国に変わり、中國共産党王朝に変わっただけのことなのです。

最近、中共政府が武力侵攻した東トルキスタン(新疆ウイグル自治区)で核実験をしていたことが明るみに出ました。ウイグル人20万とも30万ともいわれる人々が犠牲になったとか。
問題はその実験が行われていた時期に日本ではシルクロードがブームになり汚染地域に旅行者が多数言っていると言う事実。
先日亡くなられた栗本薫氏もシルクロードがお好きでした。著書もあります。中國大陸には複数回出かけていらっしゃいますが、あの若さで癌で逝去される。
BBSなどでも複数の方が書いていらっしゃいましたが、汚染地域に出かけたのと何も関係はないのか?と疑問に思います。

そして共通の敵を外に作るべくはじめた「反日教育」。
基本が性善説な日本人は大好きなのですが、これだけ国外から人が入ってくると、国外には悪意を持って接してきている人もいる、と常に意識していなければならない、と考えます。

我々の父祖が子供たちのために残してくれた日本、私達もよりよい日本にして子供たちに残してやりたいと思っています。
そして、自分達の祖国をそのようにしたかったであろう天安門事件の犠牲者の冥福を改めてお祈りいたします。
せめて、彼らに誇れるような國にして欲しいものですが、王朝交代が起こらない限り無理でしょうな。
あ、既に天命は尽きておりますよ。

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2009年6月 3日 (水)

「六月大歌舞伎」昼の部・歌舞伎座

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何度も言っているけど、私は午前中が苦手なのだ。
だから1時過ぎから始まるお芝居なら何とかなるけど、歌舞伎座は11時sign03なんぞと言う言語道断な時間に始まるからよほどの事がない限り歌舞伎座の昼の部は行かないのだ。と何度も言っていたのだ。
なのに昼の部に「女殺油地獄」、しかも脇に「片岡仁左衛門 一世一代にて相勤め申し候」などと付いているのですよ。仁左衛門さん(未だに孝夫さんの方がしっくり来るわ)もインタビューで「もう演る気は無かったけど歌舞伎座もなくなるし、松竹の社長から是非にと言われて。」なんで言ってるし。

なので、松緑さんと魁春さんには悪いけど一幕目はパス、とか思って遅れていったら意外に短くて次もパス。だって初日だからまだ幕間の時間がネットに出てなかったんだもん。

と言うことで。
「蝶の道行」
梅玉と福助の舞踊。
男蝶と女蝶ということで最初の黒の紋付も、引き抜き後の縞の衣装も色違いのお揃い。最後の蝶の羽の衣装もね。
道行と言う題名どおり儚いと言うか悲しいお話ではあるんだけど、浄瑠璃を聴いてると結構おどろおどろしいところもあり。三絃が太棹だからってのもあるかな。


「女殺油地獄」
夜の部の金太郎襲名で幸四郎一家父子孫勢ぞろいが話題になってるけど、こちらも仁左衛門、相手役が孝太郎、その娘役が千之助とさりげなく親子孫。
孝太郎は感想を書くたびに「いつも上手いけど「美女」って設定はどうよ」、とか言ってるんだけど今回も噂の美人役。堅気の女房役ってのにはぴったりなんですけどねぇ。

今回の席は花道すぐ横だったので仁左衛門さんのナマ足を至近距離で拝見してしまいました。ww
ちなみに噂の油まみれの大立ち回りで奮闘のあまり太ももまで見えるわ、最後は下帯ひとつでお尻のほうまで見えるわ。ある意味大サービスbomb
花道脇の前3列くらいには油を避けるように透明ビニールが置いてあったけど、10列過ぎの私の席のところまでも花道に足跡が付いてましたわ。
仁左衛門さん、もうこの役はしないつもりだったとおっしゃってますが、確かに動きがきつい役ですわ。
でも彼って色悪が似合うからねぇ。

で、素朴な疑問なんだけどあの衣装って何枚あるのかしら。
毎日油まみれになって相当油を吸い込んでると思うんだけど。今日は初日だったから問題ないけどねぇ。

画像は本日の組み合わせ。
更紗の単衣に博多の袋帯。
帯留はちょうど季節に合うのがなかったのでなし。次回はトンボ玉にしようかな。

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甘いナン。

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近所にスタッフ全員インド人のカレー屋があって時々行くんだけど、昨夜久しぶりに行ったらメニューに新しいものが加わってた。

そのうちのひとつにあったのがこのナン。(名前を忘れた・・・sweat01
どんなナンなんか聞いてみたら、おっちゃんは細かい日本語が出来ないので単語を並べて説明してくれたんだけど「甘い」「ココナツ」「イチゴソース」、これくらい。ww

インドのデザートと言えば死ぬほど甘いドーナツみたいな揚げ菓子(かじると歯が全部抜けそうなほど甘い)とかしか知らないので、ある意味覚悟してオーダーしたんだけど。

これがナンの間にモッツァレラチーズみたいな弾力と歯ごたえのあるものが挿んであって(伸びが少なかったんだけどモッツァレラかも)、上にココナツの繊切りと砕いたナッツが散らしてあって、ヨーグルトにかけるようなイチゴソースがかかってた。心配してた甘さはそれほどでもなし。甘味がソースと軽く散らしてあるグラニュー糖だけでナンそのものには甘味が付いてなかった所為かも。で、結構美味しかったんだけど、ひとつ問題が。
量が多いんだ、これが。 直径24センチのお皿くらいのサイズを八つ切りしてあるのよ。しかもお腹に溜まる。 食の細いお嬢さんだったらこれ2枚くらいと飲み物で1食になるくらい。
おかげで普段は食べきれるカレーのナンを残しちゃった。
なんかこの店、以前より量が増えてる感じ。普通、メニューより少なめってことはあっても多いってのは早々ないと思うぞ。

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2009年6月 2日 (火)

栗本薫「黒衣の女王」読了。


黒衣の女王

体調が良くなったので、未読の山からレスキュー。
今回はほぼ全編、クリスタルパレスでリンダとイシュトの恋の鞘当て(?)。
イシュトってマリウスとアル・ディーンの関係を知らなかったっけ?とかリンダって結構おだてに弱い?とかいろいろ思いながら読了。

今回は後書きがショックでちと落ち込む。
3月に書かれた後書きで黒衣の話から黒い着物が好き、死んだら黒い着物を着せてもらおうか、と。
お好きと書いていたのはグイン・サーガ100巻突破記念イベント・百の祭典でお召しになっていた桜模様の黒。
確かトークのときに着ていらしたお着物のことだと思う。
この頃からなんとなく感じていらしたのか、それとも冗談半分でおっしゃっていたのか。
既に真意はわかりませんが、訃報の後に読むと・・・・ねぇ。

訃報のあとに、ネットで追悼などの書き込みを見ていて思ったこと。
「もっと枝葉を削っていけばグインは公約通り100巻で完結していたんじゃないか。」と書いていた人がいた。

いつも金庸の小説を読んでいると、あまりにめまぐるしくて粗筋を読んでいるような気になったものだけど、栗本薫のグインはその対極に位置する作品であったなぁ、と。
金庸の作品はドラマ化すると全10巻に満たない本が40話以上の動画になる。
けれどグインはそのまま映像化出来るんだろうな、と。
私にとって金庸は枝葉を刈り込みすぎているような気がするし、グインは枝葉の刈り込みを出来うる限り少なくしたものと思える。
グイン・サーガをその名の通り、グイン一人だけの話にしたら確かに100巻で終わる、と思う。
けれど、氏にとっても読者にとっても他のキャラクターは無視できない大事なものなのだ。
だからスピンアウトした外伝も書いているし、同時期のほかの場所での話も収録している。

長編小説などを読んでいると、メインから外れた自分のお気に入りのキャラクターが、ある場面から以降全く出なくなった、なんて良くあることだ。その後が気になって仕方がない。
グイン・サーガはこの辺を出来うる限りフォローしてくれてるんだけど。
この辺は好みの差、ってのがあるのかな。

氏は常にグインを数巻先まで書き溜めていることはよく知られていたけれど、129巻までは既に出版社の手に渡り、130巻の途中まで執筆なさっていたそうだ。
未完の130巻がどうなるかはわからないけど、129巻まであと3巻。
本棚の文庫本のところに空けていたグイン用スペースももうすぐ空けなくて良くなるんだなぁ。

改めてご冥福をお祈りいたします。

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2009年6月 1日 (月)

群ようこ「こんな感じ」読了。


こんな感じ

土曜日の夜、夕食の仕度をしていたらなんだか寒気がしてきて。
特に運動をしたわけでもないのに筋肉も痛いし、関節も。その上ちょっとふらふらしてきた。
こんな時は葛根湯を飲んで温まってさっさと寝るのが一番、と本を持ってベッドに。
こんなときにはあまり重いのは読めないので(内容的にも、実際の重量的にも)未読の山から群ようこを抜く。

随筆のような私小説のような、今回もお仲間と猫と。
身辺雑記風な短編は氏と共に作中人物も歳を重ねていて今回はみな50代前後。
朦朧としてるこんなときに読めば軽く読めるし、行間を読む気になればいろいろと考えさせられ。

作中で主人公の母親が倒れる場面では、群さんのお母様(あまりに良く登場なさるのでもうほとんど親戚の伯母さんのような感覚)が実際に倒れたのかしら?などと一瞬心配し。

特に今回のようにいろいろあった後では余計な裏読みまでしてしまった。
風邪っぽかった所為もあるのかも。

風邪は一晩寝たらほぼ完治。 ぞくぞく来たら長湯をして温まって、葛根湯を飲んでゆっくり寝る。 やっぱりこれが一番ですわ、私には。

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