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2008年3月20日 (木)

「さらばわが愛 覇王別姫」シアター・コクーン

200803192214000

あの李碧華原作の映画を蜷川演出で舞台化。
というのでキャストはまったく気にせずチケットゲット。 蝶衣は張國榮のイメージが強いからヒガシが演ると聞いたときはイメージ払拭するのが大変だろうなぁ、と思ったけど違和感はそれほどなし。
会場も中2階、2階席のバルコニーに沿って紅いランタンが下げてあって京劇の劇場っぽいし。

全体の出来はそれほど悪くはないと思うんだけどいくつか気になるところが。

まず、劇中劇の京劇「覇王別姫」シーン。
台詞が日本語になるのは仕方ないんだろうけど口語ってのはどうよ?
歌舞伎みたいに文語体にすれば舞台以外のシーンといい対比になるような気がするんだけど。

それとあの歌はなに?
音楽劇ってのが売りらしいけど言葉のイントネーションとメロディが合ってないところが多々。
メロディそのものは悪くないんだけどね。 でも、イントネーションと合ってないので意味を理解するのに時間がかかる。

で、上二つに関連してるけど小樓役の遠藤憲一って全然知らない役者さんなんだけど演技は問題ないものの歌が・・・。
それとヒガシの京劇の台詞。
歌舞伎と同じように京劇や粤劇での発音(特に女形)は発声からして違う。
2,3ヶ月で身につくものではないけどそれにしてもあの台詞は・・・。

先週玉三郎の昆劇を観たばかりだから、ヒガシにはちょっと不利かも知れないけどシンクロするところがあるから無意識のうちに比べちゃうのよね。

シンクロといえば、蝶衣が日本軍の軍人の前で披露するのが「牡丹亭」の一節。
その後の台詞で「牡丹亭」の杜麗娘はその後愛の力で甦りハッピーエンドになるとわかりました!

ほかには西岡德馬が演じる蝶衣のパトロン・袁が儲け役。
映画版では孔雀の羽とともに登場!のシーンが忘れられませんが。(大爆笑)

折りしも大陸大騒動ですが、劇中の文革シーンではこんなことして文化を破壊するからどんどん後退して行くんだよなぁ、と改めて思ってしまいました。
文化を保護せず拝金主義だけで進んでいく國は長続きしませんよ。

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