2020年5月21日 (木)

「29歳問題」(29+1) Amazon Prime

291 2017年の大阪アジアン映画祭で上映され、その翌年18年に恵比寿ガーデンシネマで公開された映画。

この頃いろいろバタバタしてた時期で見損なっってたんだけど、StayHomeでやっと鑑賞。

 

 元々は舞台劇で(ほぼ一人芝居)、その演出・主演の彭秀慧が脚本・監督で映画化されたもの。

映画の中の時間では今は2005年。

で、29歳もうすぐ30歳なので1985年生まれということですね。

バリキャリ(死語⁉)の周秀娜はきっと大学卒、レコード店員の鄭欣宜はきっとF6辺りを卒業してここに就職したのかな。勤務10年と言ってるし。

冒頭、周秀娜のシーンはありきたり。よくある香港映画のキャリア系のオフィスワークって感じ。

住んでいる部屋が大家の都合で出なくてはいけなくなり、急遽仮住まいで住むことになって鄭欣宜の部屋に引っ越した辺りから俄然面白くなってくる。鄭欣宜が巧いのとキャラが面白いので。

 

 周秀娜と鄭欣宜が偶然同じ日生まれ。

でもバリキャリで長い付き合いの彼とうまくいかなくなって煮詰まってる周秀娜、10年勤務した店を辞めて旅に出る鄭欣宜、幼馴染の蔡瀚億は見守ってくれている。

とまったく対照的。

 

で、鄭欣宜演じる天樂が音楽好きで80年代90年代の歌手・曲がやたら出てくる。

もう懐かしいったら❗
張國榮にBeyondに陳百祥に黎明…

通学中に見かける同級生が張國強に似てる、と言う日記で回想シーンで張國強本人が出てくるしw

張國榮の「日落巴黎」と言う映画(と言ってるけど電視特輯)に憧れてパリに行ったり。ちなみに飼ってる亀の名前が張曼玉に鍾楚紅。

この映画の共演者w

 

 周秀娜の勤務先の社長が金燕玲姐。バリキャリの鏡。

大家が 林海峰、よく乗るので知り合いになったタクシー運転手が葛民輝。鄭欣宜の店の店長(と言うか老板)が鄭丹瑞。

と脇役も豪華。

昔のCDが聴きたくなった…

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2020年5月12日 (火)

「77回、彼氏をゆるす」(原諒他77次・77 HEARTBREAKS) Netflix

77_heartbreaks_movie ミセスKとか29+1とか一念無明とか七月と安生とか。綺羅星のごとく傑作つるべ打ちだった2017年の大阪アジアン映画祭。そこでワールドプレミアされた映画。

スクリーンで観ることは叶わなかったけどNetflixで視聴。

 

 弁護士のEvaとAdam。大学からの付き合いで10年を超えた。ちょっとしたきっかけで別れることに。

同業の父親に反目しているAdamはジムのトレーナーに転職。思いを寄せている生徒のMandyと付き合う。

Evaは数年前に偶然入った店で「77Heat Breaks」と言うノートを見つけ、それ以来傷心な出来事をひとつづつ書き留めている。家に残してあったそのノートをMandyが見つけEvaに返そうとするがAdamが見つけ…

 

 アダムとイブ…

ま、ネーミングはともかく。Evaが蔡卓妍。Adamが周柏豪。Mandyが衛詩雅。

監督が邱禮濤。

阿saの法律事務所の上司が黄秋生。ノートを売っていた店の店主兄(写真家)でノートに載っている写真を撮ったのが呉鎮宇。

阿saの両親が鄭丹瑞と恵英紅。鄭丹瑞はタクシードライバー。阿saに想いを寄せる富豪にC君。

鍾欣潼もちらっとだけど出てる。

 

大学の同期だけど、阿saは庶民。周柏豪はお坊ちゃま。そしてどうしようもないお子ちゃま。別れたのに復縁するんだけど、阿sa、それは止めとけ❗と真剣に思っちゃったよ。

 呉鎮宇がなかなか男前な役。秋生哥は拝金主義のボスっぽいけど嫁には弱い⁉

何しろほぼ離婚専門の弁護士事務所みたいなのに自分のことにはからっきしw

 阿saが小津安二郎ファンの設定で日本に旅行に来て茅ケ崎に泊まる❗

茅ヶ崎館ってそんなに有名だったのか、知らなかったよ。

コロナ騒動が収まったら見に行ってこようかな。

 

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畠中恵「猫君」 読了。


 若旦那シリーズ(私にとってはきっと永遠にこの枕詞)の畠中恵さんの新シリーズ⁉

今のところはこれ1冊だけど、続く気満々のエンディングだしw

畠中さんの著作はまず設定がしっかりしてる。

若旦那シリーズも付喪神シリーズも江戸時代にタイムスリップしたら隣町にありそうな店と居そうな人々だもの。

今回は舞台が吉原と江戸城。

そしてなんと言ってもメインキャラが猫及び猫又❗
猫又になりたての猫又見習い達の学校…もうこの設定だけでわくわくする。

主人公のみかんは毛色がみかん色なのでこう命名された猫。

猫又になる20歳の誕生日を前に周りがあわただしくなり…

あんなこんながあって、兄やや師匠も登場し、仲間たちも増え。

続編が待ち遠しい。

 

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2020年5月10日 (日)

「郭富城 2020《鼓舞・動起來》1 小時網上演唱會 Aaron Kwok’s 2020 Online Concert」

200509 新型コロナウィルスCOVID-19の影響で香港でもステージや映画館が営業停止で、4月に許冠傑がチャリティライブを海港城屋上からネット中継でしたんだけど今回は郭富城が同じ場所でネットライブ。

阿SAMはほぼギター1本だったけど、アーロンは仕事の無くなったスタッフやダンサーの救済も兼ねているので大量ダンサーズも一緒。全員マスクで踊る❗
さすがに鍛えてるプロは凄いわ。


 今回はミニコンサートなので1時間。

司会は鄭丹瑞。阿SAMの時もそうだったw

對你愛不完から始まったときはつい一緒に踊ってしまったよ💦

あの振り付けは忘れないもんだわ~w

 

-------------以下、セットリスト-----------

1. 對你愛不完

2. 有効日期

3. 狂夜之城

4. 我是不是該安静的走開

5. 到底有誰能夠告訴我

6. Parapara Sakura

7. 三岔口

8. 動起來

9. 分亨愛

10. 不老的情歌

11. 愛的呼喚

12. 唱這歌

13. 強

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Youtubeのアーカイブはこちら

 

 

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2020年4月17日 (金)

「アジア三面鏡2016:リフレクションズ」 国際交流基金アジアセンターweb

 このところの新型コロナウィルスでの#Stay Home特別公開の一つ。Reflections
国際交流基金アジアセンターではYou Tubeなどは使わずに自サイトに張り付けての期間限定公開。

 2017年の東京国際映画祭で観た「ヤスミンさん」はヤスミンへのリスペクト映画だったんだけど、もともとはこのオムニバスの中の「鳩 Pigieon」のメイキングとして撮影が始まった、と言うことでこの映画のシーンが結構挿入されてた。
なので、観たかったんだけどなかなか機会がなくて。今回ネット上映とは言え観られて嬉しかった。

 オムニバスの構成は3本。
 「SHINIUMA Dead Horse」監督:ブリランテ・メンドーサ キャスト:ルー・ヴェローソ

   ばんえい競馬に出入りする男は入国管理局の摘発で強制送還され30年ぶりに故郷に戻るが…

   フィリピンの巨匠メンドーサ監督、と書いているけど私はたぶん初見。

   社会派…なのかな。

   強制送還後どうなるかなんて知らないから帰国後の彼の行動はなかなか興味深かった。ってか、実際はそうしてるんだろう…

 

 「鳩 Pigieon」監督:行定勲 キャスト:津川雅彦、シャリファ・アマニ、永瀬正敏

   マレーシアで暮らす日本人の老人のもとに3人目のメイドとして仕事することになったシャリファ、

   ほかの二人と違って老人を理解しようとするが…

   彼の会社を引き継いだ息子は日本にいるのに、なぜ彼は一人でマレーシアなのか?という疑問はきちんと描かれている。

   彼の内面もシャリファの内面も描かれている。

   実は行定監督もほとんど観てないのでよくわからない。

   エンディングは息子のセリフが出た段階で予測されてしまうが、全て匂わせるシーンがあるのでOK。

 

 「Beyond The Bridge」監督:ソト・クォーリーカー キャスト:加藤雅也、チュムヴァン・ソダチヴィー、重松収

   1980年代、カンボジアに日本の援助で橋を架ける工事をしていた加藤雅也、内戦のさなか父と共に日本に帰国する。

   愛する人を残したまま。

   30年後、再びカンボジアに向かう。父の跡を継いで会社の代表として。

   ライティングの所為かメイクの所為か、特に若いころの加藤雅也が「復仇」の張兆輝に見えて仕方がなかった…

 

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2020年4月 9日 (木)

「マスカレード・ホテル」 Amazon Prime

Masquleade 普段邦画はほとんど観ないし東野圭吾も読んでないんだけど、新型コロナウィルスの自粛で家にいなきゃいけない(ってかコンサートも舞台もキャンセル、ついに映画館も休館)のでNetflixやらAmazon Primeやらをチェックしてて、どうせなら普段観ないジャンルも観てみようかな、と。

 なので、どこまで原作に忠実に作ってあるかとかどの辺が違うのかは全く分からない。

純粋に映画として観た感想として、犯人は割と早い段階でわかるし予定調和的なところも多々。

あと私の個人的問題として日本の女優さんは壊滅的にわからない。

でも、娯楽作としては充分面白いのではないかと。

脇役のオヤジ俳優はみんな良かったな(オヤジ好きw)。お約束のオーバーアクトも含めてイイ💕

3月から始まったライブ・舞台のキャンセルは4月5月も全滅なのでしばらくはお家で映画になりそう。

どうせなら観ないジャンルに挑戦するわ。

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2020年3月20日 (金)

「無敵のドラゴン」(九龍不敗・The Invincible Dragon) 新宿武蔵野館

2003191 香港映画最盛期にやたらとあった突っ込みどころ満載の映画。

久々にそのテイスト満載映画を観た気が…

しかも制作陣に莊澄の名前まで…

監督は陳果。でもこれはもう製作総指揮のレイモンド・のび太・黄百鳴の映画といって差し支えないかと。

 

 ストーリーは一応、香港で起きた連続女性警官殺し。その謎を追う香港警察・九龍(張晉)。事件はマカオに移り九龍もマカオに向かうが…

 

 ポスターでもわかるように張晉とAnderson Silvaのアクションが売り、ってかこれを撮るために作った映画なんだけど、陳鈺芸とのアクションとかメインの女優が劉心悠、鄧麗欣と大陸女優が出てない。

大陸資本入ってるっぽいのに珍しい。

林雪のおっちゃん、生腹ご披露とか、鄭嘉穎、役作りなのかすごい老けてるんですけどとか、吳耀漢、いい爺ちゃんになってるなぁとか。

もうこの映画はみんなで一緒に呑みながら突っ込みいれまくりにちょうどいいんじゃないかと…

 

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「ソン・ランの響き」(Song Lang)K's cinema

200319 東京国際映画祭で観られなかったベトナム映画。

時間や諸事情で見逃す映画は多いので、公開してくれると嬉しい。

 

 舞台は80年代のサイゴン。

高利貸の取り立てをしているチンピラのユンと大衆演劇カイルオンの役者リン。

ふとしたことから知り合ったふたりは惹かれあう…

たった数日の物語と回想シーン。

モザイクのように現れるそれぞれのシーンがぴたっとはまっていくエンディング。

製作は2018年だけど、舞台が80年代なのでちょっとノスタルジックな色合いや街並みがしみじみと心に染みる。

boy meets boyだけど、いわゆるゲイ映画ではないと私は思う。

魂と魂が惹かれあって出会ったふたりだから。

 

 タイトルにもなっているソン・ラン。てっきり月琴みたいな弦楽器のほうかと思ったらカスタネットみたいな打楽器のほうの名前だった。

ダブルミーニングで「二人の男」という意味もあるそうな。ソン=双、ラン=郎、かな。ベトナム語って広東語と発音似てるし。

カイルオンという大衆演劇は粤劇や京劇に似た歌劇形式で衣装などはそれに+してバリ舞踊や東南アジアの舞踊劇の風味もあり。

で、伴奏が楽団の生演奏なんだけど伝統楽器に加えてエレキギターとかトランペットとかなんでもあり状態。

生で体験してみたい。今現在はどうなっているんだろう…

 

 

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2020年3月 6日 (金)

「ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ」(地球最後的夜晩・Long Day's Journey Into Noght) あつぎのえいがかんkiki

200308 2D版と3D版があるんだけど、3D版は渋谷しかしてない。ので、まずは近場で2D版を。

監督の畢贛は貴州の凱里出身でデビュー作の凱里ブルースも今作も舞台は凱里。

主演の黄覺は大陸の俳優。多分初見。

ヒロインは湯唯。

王家衛の「阿飛正傳」(欲望の翼)へのオマージュと思しき掛け時計。

ガラス越しや雨の向こうのぼやけた世界。

後半本来なら3Dになるシーン。3Dのほうが飛翔感がもっと実感できそう。

陳艾嘉姐さんとか曾美慧孜とか。シルビア姐さんヴィジュアルがいろいろ凄いw

曾美慧孜は三夫前だけどあんな感じ。

20年ほど前の話らしく、音楽が港台のポップス多数。ケリーとかプリシラとか。あと中島みゆき。

でもやたらとセリフに出てくる香港の女優⁈と言う人がわからない…

機会があれば3D版で見返したい。

デビュー作の凱里ブルースは5月に公開予定らしい。

 

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2020年2月17日 (月)

「幻の台湾映画『河豚』が東中野で上映されるらしい」 Space & Cafe ポレポレ坐

200216 2011年に台湾で公開された台湾映画。

今回の主催と字幕担当が中華電影仲間なので、映画以外にもなかなか興味深い話を聞けました。

本来なら主演の潘之敏小姐が来日予定だったんですが、新型コロナウィルスで来日は中止。

でもスカイプでトークは出来ました。技術の進歩は素晴らしい❗

 監督の李啓源という方はこれが最初の長編映画ということでした。

アートムービーっぽいものを撮ってる方らしく、風景の映し方などにその雰囲気が。このポスターのバックになっている一面の花などもとても奇麗でした。本来なら刈り取ってしまうのを撮影が終わるまで残しておいてもらったそうです。

共演の俳優さんは吳慷仁。

 

 エレベーターガールの潘之敏は同棲している彼が釣ってきた河豚をネットオークションに出品する。

落札した相手に河豚を届けに出かけるが、相手は田舎に住む野球のコーチで…

はっきり言ってストーリーはそれほど重要ではないw

脳内でいろいろ突っ込みながら観てたし。男と女のファンタジーですね。

 

 絵的にはとても美しい。

ポスターにもなっているユリかキスゲのような一面の花も奇麗だし、吳慷仁の部屋中に服(いなくなった嫁の)が掛けられた部屋も。

今年の台湾巨匠傑作選でも上映されるらしいです。

 

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